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2016年上半期 スキャンダルに圧倒されて爆発力に欠けたお笑い業界

リアルライブ 7月1日(金)13時40分配信

 2016年も半分が終わり、7月1日から下半期がスタート。上半期の芸能界は、タレント・ベッキーとゲスの極み乙女。・川谷絵音との「ゲス不倫」から始まり、SMAPの解散騒動、狩野英孝の二股三角関係疑惑、桂文枝師匠の不倫愛発覚、ショーンK氏の学歴詐称疑惑、乙武洋匡氏の不倫発覚、清原和博の覚せい剤逮捕、ファンキー加藤のW不倫、高知東生の覚せい剤逮捕など枚挙に暇がなかった。また、スポーツ界でも野球賭博、バドミントン選手の闇カジノ違法問題。そして政界では、甘利大臣(当時)の金銭スキャンダル、舛添要一東京都知事(当時)の政治資金規正法違反疑惑など、史上稀にみるスキャンダルが連日連夜飛び交った。次から次へと話題が変化し、疲れてしまった方も多いのではないだろうか。

 しかし、お笑い業界の視点で見れば、正直ネタ不足で爆発力に欠けたというのが正直なところだろう。2014年では、日本エレキテル連合が彗星のごとく現れ、名フレーズ「ダメよ~ダメダメ」が「2014ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞を受賞。また、「もしかしてだけど」の歌ネタを武器に、どぶろっくもブレイク。バラエティ業界に新風を巻き起こした。2015年上半期では、8.6秒バズーカーが登場。若者の間で人気が大爆発し、「ラッスンゴレライ」とう謎の言葉が巷で流行った。彼らのネタは世間で賛否両論を巻き起こし、「お笑いとはなんぞや?」という根本的な問題を提起した。そして下半期には、ピン芸人のとにかく明るい安村が徐々に人気を獲得し、「安心してください、穿いてますよ」のセリフが大流行。「2015ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに選ばれた。その他にもクマムシ、ピスタチオ、おかずクラブなどの若手芸人がフィーチャーされ、バラエティ業界を牽引した。

 「2014年、2015年を振り返ると、お笑い業界はかなり盛り上がりましたね。新たなキャラが続々と出現し、世間にも浸透した。イベントにも話題の芸人が起用され、テレビだけでなくニュースでも連日報じられた。あまりにも露出が激しいため、飽きられてしまうという逆効果もありましたが、過熱ぶりは異常でしたね」(芸能ライター)

 一方、2016年の上半期を振り返ると、メイプル超合金、横澤夏子、永野がブレイク。また、オリエンタルラジオの音楽ユニット・RADIO FISHの楽曲「PERFECT HUMAN」が流行ったが…。

 「メイプルも横澤、そして永野も例年に比べるとハッキリ言ってインパクトが弱い。正直、大きな爆発はしていない。また、オリラジは一度ブレイクしていますから、ニューフェイスとしての驚きはない。ただ、“新たなチャレンジ”という意味では評価されるでしょう。しかし、全体的にお笑い業界を見ると、上半期は元気がないですね」(テレビ関係者)

 また、お笑い事務所の関係者も頭を悩ませている。

 「今年はスキャンダルが強すぎて、テレビ局もスキャンダル中心の番組編成になっている。下手なバラエティより視聴率も稼げますからね。マスコミ全体のニュースもスキャンダルが中心になるので、バラエティ業界にフィーチャーしたニュースが当然減る。そうなると当然、芸人の露出も減る。上半期はお手上げ状態でしたね」

 ネット上では既に2016年の「流行語大賞」について予想されている。「センテンス・スプリング」、「卒論」、「ゲス不倫」、「SMAP解散危機」、「精査」、「第三者の目」などの言葉が挙がっているが、やはりここでもスキャンダルが中心となっている。

 2016年下半期、お笑い芸人たちの巻き返しに期待がかかるが、すでに7月には参議院選挙や都知事選などが控えており、日本国内に政治ムードが漂っている。また、8月5日からはリオ五輪も開催。ハッキリ言って、下半期も芸人に出番はない!? 芸人たちにとって今年は厳しい1年となりそうだ。

最終更新:7月1日(金)13時40分

リアルライブ