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<今週シネマ>1、2日公開の映画 「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」「セトウツミ」「全員、片想い」…

まんたんウェブ 7月1日(金)23時49分配信

 今週末に公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。1日にはティム・バートン監督がメガホンをとり、ジョニー・デップさんらが出演した大ヒットファンタジー映画「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)の続編「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」(ジェームズ・ボビン監督)が公開。2日には俳優の池松壮亮さんと菅田将暉さんがダブル主演する映画「セトウツミ」(大森立嗣監督)、片思いをテーマにした八つの恋愛エピソードを描くオムニバス映画「全員、片想い」が公開される。

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 「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」は、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(デップさん)を救うため、時間をさかのぼるアリス(ミア・ワシコウスカさん)の冒険を描くファンタジーアドベンチャー。アリスは時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエンさん)と戦い、ワンダーランドに秘められた真実に迫り、大切な友だちの過去を変えることができるのか……という内容。今回アリスは、ハッターのために時間をさかのぼることで、本来なら不可逆な時間の旅を通して、今という“時間”を生きることの大切さを学ぶ。また、賢く美しい白の女王(アン・ハサウェイさん)とその姉で暴君の赤の女王(ヘレナ・ボナム・カーターさん)の姿からは、家族の絆、姉妹の絆、血縁とは……を考えさせられる。それでもスピーディーな展開は前作以上で、極上のエンターテインメント作であることに間違いはない。

 「セトウツミ」は、マンガ誌「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の此元和津也さんによる同名マンガが原作で、くすりと笑える原作の持ち味そのままに、「さよなら渓谷」(2013年)などの作品で知られる大森監督が映画化した。大事件が起こるわけでも、衝撃の事実が明かされるわけでもなく、瀬戸小吉(菅田さん)と内海想(池松さん)の高校生2人が、河原の階段に腰かけ、ただしゃべるという内容。時に大道芸人(宇野祥平さん)や瀬戸が憧れる女の子(中条あやみさん)が絡むこともあるが、ほぼほぼ、瀬戸と内海、この2人の会話だけで映画は成り立っていて、そこに身を置くことで心が安らぐ、ぜいたくなひとときが過ごせる会話劇だ。

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最終更新:7月1日(金)23時49分

まんたんウェブ