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櫻井パパ「出馬拒否」は鉄の意志

東スポWeb 7月1日(金)16時35分配信

 舛添要一氏(67)の辞職に伴い行われる東京都知事選(7月14日告示、同31日投開票)で、自民党による桜井俊・前総務事務次官(62)の擁立が非常に厳しい状況だと1日の全国紙が報じた。人気グループ「嵐」の櫻井翔(34)の父親としても有名な桜井氏は出馬要請を固辞しており、翻意させるのは困難だという。

 1面トップで「自民、桜井氏擁立を断念」と断定調で伝えたのは産経新聞。自民党東京都連会長も兼ねる石原伸晃経済再生担当相(59)が6月29日に桜井氏と会って出馬を要請したが、「自分に選挙は向いていない。家族に迷惑がかかる」と固辞されたという。桜井氏は30日の同紙の取材に対しても出馬を否定し、安倍晋三首相(61)の直接要請の機会を設けないよう都連側に伝えたと明かした。

 朝日新聞は「自民、桜井氏擁立は困難」。石原・桜井会談を経て、同党は「準備期間も考慮すれば桜井氏の翻意は難しいと判断。別の候補擁立に向けて調整に入った」と報じた。読売新聞も「翻意は難しい状況だ」としている。

 桜井氏は30日に共同通信の取材に応じて「出馬する意思は全くない。早く候補者から消していただいたほうがいい。(待望論が)早く終わってほしい」と発言。「そもそも器ではない」ことを理由の一つに挙げた。自民の説得攻勢が続いた場合は「耐えます。ここまで耐えてきましたから」との覚悟までのぞかせているから、出馬拒否はまさに鉄の意志と言える。

 舛添氏の辞職当時、後継知事には「出たい人よりも、出たくない人」を担ぎ出すという自民党関係者の声が報じられた。望ましいのは「自分が、自分が」という既成の政治家よりは、政治家の政策に沿って仕事をするのが役割の官僚。その意味でも固辞を重ねる桜井氏は“適任”だった。

 最終的には翻意するのではとデキレースを疑う見方もメディアなどになくはなかったが、「櫻井パパ出馬」は幻に終わりそうだ。

最終更新:7月1日(金)17時16分

東スポWeb