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ディカプリオ、次作候補に出演反対の署名

シネマトゥデイ 7月1日(金)20時57分配信

 脚本家とプロデューサーが、『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオに演じてもらいたいとする人物が白人ではないことから、別の俳優をキャスティングするよう求める署名がオンライン上で集められるなど、近ごろハリウッドで話題の“役の白人化”に絡めて議論が巻き起こっている。BBC News などが報じた。

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 悲願のオスカー像を手にし、誰もが気になるディカプリオの次回作として取り沙汰されているのが、『グラディエーター』の脚本家デビッド・フランゾーニが13世紀の詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーを描く映画。現在のアフガニスタンの近くに生まれ、ペルシャ語文学史上最大の詩人とも呼ばれるルーミーの生涯をハリウッド映画にしたいと息巻くデビッドとプロデューサーのステファン・ジョエル・ブラウンだったが、The Gurdian のインタビューで「ルーミー役の第一候補はディカプリオ」と明かしたことから問題が発生した。

 実写版「攻殻機動隊」でスカーレット・ヨハンソンが主人公の草薙素子を演じることが問題視されるなど、白人ではない人物を白人が演じる“白人化”に対して厳しい意見が寄せられる昨今のハリウッド。この発言もまたたく間に広がり、Twitterには「ルーミーは白人ではない」という意味のハッシュタグ「#RumiWasntWhite」を付けたディカプリオ出演反対の意見が多数投稿され、署名サイトcare2では、「ハリウッドの白人化を止めろ! ルーミー役には中東出身の役者を!」と呼びかける署名活動に1万3,000人以上(7月1日20時時点)が署名し、現在もその数は増え続けている。

 ディカプリオに近い関係者が米映画情報サイト The Hollywood Reporter で、「まだディカプリオはオファーを受けたわけではなく、もちろん彼の方から映画への参加を求めていくことはない」というコメントまで発表することとなったこの問題。「ディカプリオの次回作」と「ハリウッドの“白人化”」という2つの大きな関心事があわさっているだけに、事態はなかなか収束する様子を見せていない。(編集部・海江田宗)

最終更新:7月1日(金)20時57分

シネマトゥデイ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。