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The Cheseraseraが昨年のリベンジ果たし熱演「自分の正義を信じてほしい」

音楽ナタリー 7月1日(金)21時50分配信

The Cheseraseraがバンド史上初のワンマンツアー「Time To Go Tour」の最終公演を6月26日に東京・WWWで開催した。彼らは昨年5月にも全国ツアーのファイナルとして同会場でワンマンライブの開催を予定していたが、宍戸翼(Vo, G)と西田裕作(B)が相次いで体調を崩したため惜しくもキャンセルに。そのため今回の公演は彼らにとってリベンジの意味を持つものとなった。

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ライブは、4月に発売された2ndアルバム「Time To Go」の1曲目「ファンファーレ」からスタート。音源ではさわやかな印象がある曲だが、この日はエネルギッシュかつ男くさいサウンドで演奏された。そのまま美代一貴(Dr)のドラムが疾走する「まっすぐに」に突入。美しいアンサンブルをじっくりと聴かせる「Day after tomorrow」や、西田が表現力豊かなベースラインで引っ張る「Youth」、宍戸がクールでセクシーな歌声を響かせる「LOVERS」などを披露した。

MCでは宍戸が「自分の正義を信じてほしい。俺は俺の正義を信じてるから」と観客に呼びかけた。「自分たちの音楽は、憂鬱な日常に色を添えたり、そっと背中を押すものである」という趣旨の言葉を何度も口にした彼は、ひとしきり語り終えると、物悲しくも凛とした「AIR PLANE」のイントロを演奏。シンプルにそぎ落とされたアレンジでオーディエンスに歌を届けた。

終盤は「賛美歌」を皮切りに、「東京タワー」「Lullaby」とアップテンポなナンバーを連発。その勢いのまま「月と太陽の日々」を演奏してライブ本編は終了した。アンコールでは、宍戸が1年前にWWW公演を断念したエピソードを語り「出会ってくれたすべての人に、感謝とエールを込めて」と「消えないロンリー」を披露。ミラーボールが回り、プラネタリウムのように光が散りばめられた空間で、壮大で切ないメロディがじんわりと響き渡った。

アンコールが終わり、場内のBGMに「ファンファーレ」が流れると、観客は立ち去らずその場に残って合唱。曲が終わると「聴こえたぜ?」とうれしそうな笑みをたたえた3人がステージに戻り、「さよなら光」「でくの坊」の2曲をパフォーマンスした。遅刻を繰り返す「でくの坊」の主人公にちなんで、宍戸は去り際に「どうもありがとう! 明日、遅刻すんなよ!」と来場者に感謝の言葉を贈った。

The Cheserasera「Time To Go Tour」2016年6月26日 東京都 WWW セットリスト
01. ファンファーレ02. まっすぐに03. butterfly(in my stomach)04. Day after tomorrow05. Youth06. LOVERS07. ギブ・ミー・チョコレート08. BLUE09. Yellow10. 白雪11. seen12. ラストワルツ13. AIR PLANE14. No.815. スタンドアローン16. After party lululu17. 賛美歌18. 東京タワー19. Lullaby20. 月と太陽の日々<アンコール>21. 消えないロンリー22. Drape23. 灰色の虹<ダブルアンコール>24. さよなら光25. でくの坊

最終更新:7月1日(金)21時50分

音楽ナタリー