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アリスから「いまという時間を生きることの大切さ」を学ぶ

オリコン 7月1日(金)10時30分配信

 6年ぶりにアリスが帰ってきた! ディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(公開中)でアリスを演じるミア・ワシコウスカが6月下旬に来日し、ORICON STYLEのインタビューに応じた。映画は、2010年に公開され、日本で118億円の興行収入を上げた『アリス・イン・ワンダーランド』の続編。ミアは前作に続いて2度目の来日となった。

【場面写真】アリスを中心にセレクト

■前作が大ヒット「別世界にいるような感じ」

――1作目は、予想以上に大ヒットしました。すごく露出されることになりましたが、どういった体験でしたか?

【ミア】別世界にいるような感じがしたわ。1本目の成功はほかのすばらしい役者たちや、クリエイティブな人たちのおかげだと思っていたから。こうしてプレミアイベントなどがあると一時的に露出が増えるだけで、私にはシドニー(オーストラリア)というホームベースがあるので、そこに戻れば普通の生活を送っているわ。

――プロデューサーは、あなたは名声やお金に動かされないと話していました。作品に対する情熱や、学びたいということに動かされるんだと言っていました。それはあなた自身が意識していることですか?

【ミア】そうだと思うわ。(プロデューサーがそう言ってくれたのは)ナイスだわ。自分がすごく夢中になっていて、クリエイティブに興奮させられるようなことをやっている方が、もっとずっとエキサイティングよ。充実を感じていい人生を送るということに関して、それに匹敵することは本当に何もないと思う。

■撮影期間中は走りっぱなし、ラスト3日間は“水攻め”に

――前作から6年経ちますが、あなた自身はどのように変わったと感じていますか?

【ミア】1作目をやった時、私はアメリカの映画業界にあまりなじみがなかったの。グリーンスクリーンでの撮影についても、よく知らなかったくらいにね。今回の映画は、撮り始める時点で私はどういうことに足を踏み入れるのか理解していた。どのようにアプローチすればいいか、わかっていたことは大きな変化だったと思うわ。そのほかは、ほとんど同じように感じられた。なぜなら、今回も私はほとんど走って過ごしたのよ。脚本は1時間くらいですぐに読めるんだけど、撮影が始まったら5ヶ月間走りっぱなしでした。

――撮影中、最も大変だったのは?

【ミア】海での嵐の場面ね。最後の3日間をかけて撮影したんだけど、英国の11月はすごく寒かったわ。撮影中、私めがけて容赦なく大量の水をかけてきたの。これはつらかった(笑)。約90万リットルもの水を使ったらしいわ。

 きついと思うこともあったけれど、楽しかったわ。前作のアリスは常に体のサイズが変わっていたから、私はほかの役者たちと一緒に撮影をやることさえできなかったの。今作の私はほとんど同じサイズでいるから、ジョニー・デップやヘレナナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイらと一緒にシーンをやることができたの。それは、本当にすばらしいことだったわ。

■アリスの「自分の気持ちに忠実に行動」するところが好き

――アリスについて、前作と違うところは?

【ミア】1作目におけるアリスは、かなり落ち着きがなかったわね。自分に自信を持てなくて体のサイズも大きくなったり、小さくなったり。今回、彼女は船長として大海原で活躍して帰ってきます。その経験からパワーを得ているし、自分が何者であるかをよくわかっている。今作のジャーニー(旅)には、はっきりした視点があるの。

――その視点とは?

【ミア】母親と娘、父親と息子の関係を掘り下げているところ。そして、時間との関係や、人間関係がどのように変わり、どのように育っていくのか、または妨げられるのかが描かれているの。

――アリスというキャラクターは、日本では若い女性たちにとても人気があります。

【ミア】それはとてもすてきなことだと思うわ。なぜなら、これは若い女の子たちのための映画だからよ。女の子にかぎらず、若い人たちのための映画なの。女性の役割の歴史をほんの少し、垣間見ることができることもすばらしいことだわ。アリスは当時(19世紀の英国)の女性に対する周囲の期待があまりに低いことにすごくショックを受けるの。だけど、ワンダーランドでの旅を通して、彼女はいまという時間を生きることの大切さを学ぶのよ。

 私がアリスのことが好きなのは、自分が何者であるかはわかっていて、自分の価値も自分で認めているところなの。だからこそ幸せでいられるし、自分のやりたいことをやろうとする。周りからやりたくないことを押し付けられたり、こうあるべきだと決めつけられたりすることもあるけれど、自分の気持ちに忠実に行動すれば、自分も幸せになれるし、他人に対しても良い人になれるんじゃないかしら。いや、自分を曲げてまで良い人になる必要もないかもしれないわね。

最終更新:7月1日(金)21時22分

オリコン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。