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ブラジル発、セクハラと戦う女性の歌が日本上陸

MEGABRASIL 7月1日(金)9時52分配信

ブラジルフェスティバルで披露

ブラジル、サンパウロを拠点に活動するソウル・ミュージック系歌手パウラ・リマが、セクハラ男子に喝!  2016年の初頭に発表した新曲「フィウ・フィウ」が、セクハラと戦う女性を応援する歌として話題になっている。

パウラは7月16日(土)と17日(日)に代々木公園で開催される「第11回ブラジルフェスティバル」にメインゲストとして来日する。

フィウ・フィウとは、ブラジルでは口笛や指笛などの音をあらわすオノマトペ。街を行く女性を、通りかかった男性がからかったりはやし立てたりするときの口笛や指笛の音を表すときにも使われる。

「ねえ男子、あんたたちは間違ってるわ」と歌い始める「フィウ・フィウ」で、パウラは、本気で女性を口説きたければ女性をリスペクトするべきよ、口笛をふかれたりからかわれるための存在じゃないと、力強く歌う。

作詞作曲を手掛けたのはプレチーニョ・ダ・セヒーニャ、ガブリエウ・モウラ、レアンドロ・ファビ。実はこの歌は、フェミニズム団体シンキ・オーガが2013年から展開している、公共の場所でのセクハラに抗議する「シェガ・ジ・フィウ・フィウ(からかいの口笛はもうたくさん)」というキャンペーンにインスパイアされたものだという、現地メディア「ヘジ・ブラジル・アトゥアウ」が伝えている。

カコ・アウヴィス監督が手掛けたビデオクリップは、タトゥー・スタジオと床屋で撮影されている。

「撮影場所にタトゥー・スタジオと床屋を選んだのは、なぜならそこは、都会的でヒップで、男子が集まる場所だから。(こういうところに集まる男子には)きちんとした言葉遣いで女性を口説いてほしいから」(パウラ・リマ)

ビデオクリップがYOUTUBEにアップされるや「この歌の歌詞に耳を傾ければ、女性がいつもどんな思いをしているか、
彼らも理解するでしょう」など、共感を寄せるメッセージが相次いだという。

曲のスタイルはサンバホッキ。サンバにファンクやロックンロールの感覚が持ち込まれたスウィング感あふれるダンス音楽で、発祥はサンパウロだ。サンパウロの黒人文化の中で代々伝えられてきたという。ダンスはサンバ・ジ・ガフィエイラのようにペアで踊るが、女性はロックンロールのダンスのようにくるくる回る。

第11回ブラジルフェスティバルでのパウラ・リマの出演は7月17日(日)。「フィウ・フィウ」も披露される予定。

(文/麻生雅人)

最終更新:7月1日(金)9時54分

MEGABRASIL