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さあ、みんな応援しよう!=五輪に出るブラジル日系人=(1)柔道編

ニッケイ新聞 7/1(金) 0:36配信

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」6月18日付け、2016年移民の日特集号>

 開催まで50日を切ったリオ五輪。南米大陸初開催となるスポーツの祭典には、日本人ブラジル移民が普及に貢献した柔道や卓球など、複数種目に日系人も出場する予定だ。意外な競技や滞日経験のある非日系まで、判明した限り掲載する(6月13日時点)。

【リオ五輪】選手村はこんなに近代的!

 日本人選手だけでなく、ぜひ日系選手もコロニアを挙げて応援したいところ。なお彼ら以外にも出場の可能性がある日系選手はいる。出場が決定した選手には、当確マークを添えた。

《確》キタダイ・エイジ・フェリペ(26)=男子60キロ級=
 サンパウロ市出身。全アメリカ大陸による15年の汎米大会(カナダ・トロント)では銀メダルを獲得。前回ロンドン五輪では銅メダルに輝き、同大会で唯一の日系メダリストとなった。国際柔道連盟の定める世界ランキングは14位(6月現在)。すぐ上の13位にはタカバタケ・エリックがおり、今大会の代表入りにブジラルメディアからは「意外な選出」と報じられた。そんな声をはねのけ、母国で日系人初の2大会連続メダルを狙う。

メダル候補に、岡山学芸館高校卒の非日系も 日系監督、コーチが脇固め

《確》知花コウシロウ・チャールズ(26)=男子66キロ級=
 サンパウロ市ビラカロン出身の沖縄系三世。最新の世界ランク19位。3歳から柔道を始め、家族の支えや沖縄角力の経験を生かし、代表選手にまで成長した。15年汎米大会ではオール一本勝ちで金。その後の本紙取材では、五輪出場と金メダル奪取を宣言した。観戦に訪れる予定の祖母、弘子さん(沖縄)らに歓喜を届けられるか。

《確》マリアナ・シルバ(26)=女子63キロ級=
 サンパウロ州沿岸部のペルイベ市出身という非日系だが、岡山学芸館高校の卒業者。過去に取り上げられたエスタード紙などには、「8歳上の兄に影響され柔道を始める。留学を勧められ15歳から5年間、日本に在住した」という記事が掲載されている。ロンドン五輪に続き63キロ級で選出。世界ランク16位。目標は「メダリストになること」。

 選手以外にも男子チームを率いるのはサンパウロ市ヴィラソニア出身の篠原ルイス準一監督(61、三世)。74年ロス五輪で監督を務めた、父の正夫さんに続き重責を担う。女子コーチには筒井マリオさん、同じく特別コーチとして藤井(旧姓・中野)裕子さん(33、愛知)らが選手を支える。

最終更新:7/1(金) 23:03

ニッケイ新聞