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岡山県内唯一 18歳の参院選立会人 学芸館高の松島さん、当日に投票監視

山陽新聞デジタル 7月1日(金)8時10分配信

 18歳選挙権の導入に伴い10日の参院選投票日に、学芸館高校(岡山市東区西大寺上)3年の松島有輝さん(18)が投票に不正がないか監視する「投票立会人」を務める。全国では期日前投票で高校生起用例があるが、山陽新聞社の取材によると、岡山県内では期日前を含め、現在、松島さんが唯一の高校生立会人となる見通し。

 投票立会人は有権者の中から選ばれる特別職の地方公務員。松島さんは西大寺第1投票区の投票所である西大寺小学校(同所)で、10日午前7時から午後1時まで投票に立ち会う。投票箱にあらかじめ何も入っていないことや、有権者が不正な投票をしていないかなどを確認する。

 岡山市の投票立会人は各区の選管が、地元の推薦を受けた人について選任している。参院選の日程が決まった6月、西大寺学区連合町内会が「若い世代が政治や選挙を身近に考えるきっかけ作りに」と高校生起用を検討。関係方面に働き掛ける中で、本人の了解が得られたことから松島さんを推薦した。

 松島さんは「貴重な経験と思い、引き受けた。関心が薄かった政治ニュースを見るようになった。投票所にどんな世代が足を運ぶのか見る一方、社会について考える一歩にしたい」と話している。

 参院選では東京都練馬区や茨城県笠間市、静岡県富士宮市、鹿児島県垂水市などの選管が、公募や高校に協力を求めるなどして期日前投票で18歳の高校生を投票立会人に起用している。

最終更新:7月1日(金)8時10分

山陽新聞デジタル