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“オトナパルコ“が仙台駅前にオープン 開店までに約500人が列

Fashionsnap.com 7月1日(金)13時6分配信

 パルコが7月1日、新館となる「仙台パルコ2」を仙台駅西口にオープンした。既存の本館とはターゲットが異なる“オトナ“の男女に向け、最新鋭のシネマコンプレックスや東北初出店を含む全84ショップを展開。同日には、今年の水着キャンペーンのモデルを務める佐野ひなこ、同社出資映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の監督で宮城県出身の宮藤官九郎らがテープカットを行い、“オトナPARCO“のオープンを祝った。

【写真】笑顔を見せる佐野ひなこ/館内の様子

 2008年にオープンした仙台パルコの新館となる「仙台パルコ2」では、アパレルショップの店舗比率を約3割に抑え、ライフスタイル関連の物販テナントや上質なフードブティック、レストランやカフェの飲食店舗を充実させるなど、自身のライフスタイルにこだわりをもつ30歳以上の男女をメインターゲットに館内を構成。本館と敢えて隣接しないことで、独立した館イメージの確立を狙った。延床面積は本館と同規模の約2万5,000平方メートルで、同社の牧山浩三社長は「文化を持ってくることが強みのパルコという業態を表現するには、既存の館と同規模のビルが駅前にもう一つ必要と以前から感じていたが、やっとその大きさを確保することができた」という。6~9階には核テナントとして「TOHOシネマズ仙台」を導入し、映画以外にもコンサートや演劇、スポーツなどのライブビューイング(生中継)も行っていく。店舗全体をシームレスに構築した内装が特徴で、パルコ初の試みとして1階をレストランエリアに設定したほか各フロアにカフェを設け、間口の広い長時間滞在できる空間を目指した。

 “オトナPARCO“の狙いについて牧山社長は、「若い人向けというイメージが強いパルコだが、パルコから卒業させない」と話す。「マーケットが成熟してきている仙台において、コンフォータブルな場所が必要」との考えから、「駅前に人を集めるためのチャームを少しでも増やす」取り組みとして今回の出店コンセプトに至ったという。仙台パルコは2館体制になったことで、今後は「パルコのもつ文化を持ち込んでパルコならではのプロデュースが出来るようになった。街に足りないものを補充できるような、(例えば)ゼロゲートも含めてパルコが色々なところに関わっていきたい」と展望を述べている。

 1日のオープン初日は、9時50分までに約500人が並び、10時の営業開始時刻を約10分早めて開店。仙台パルコはオープンからの約8年間で順調に業績を拡大しているといい、売上は130億円、来館者数は年間1200万人に到達。新館は売上70億円、来館者数800万人を目標に掲げており、「(2館合計して)売上200億円に届くことで様々な広がりが実現できる。また来館者数は池袋パルコに匹敵する年間2000万人を目指す」という。

最終更新:7月1日(金)13時6分

Fashionsnap.com