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住友電工、ミャンマー企業と協業。インフラ向け、中低圧電線拡販

鉄鋼新聞 7/1(金) 6:00配信

 住友電工は6月30日、ミャンマーで素材や建材など複合的に事業を展開するワミン・グループ・オブ・カンパニーズと中低圧電力ケーブルの販売について協業契約を結んだと発表した。同国では経済発展に伴うインフラ整備が課題。今後は電力関連製品の伸びが期待できる。同社と代理店契約を締結し、きめ細かい拠点網を活用して拡大が見込まれる市場の取り込みを図る。

 ワミン社はホーローやアルミ建材に加え縫製や不動産開発、鉱山開発などを多角的に手掛ける現地の中堅企業。同社が代理店として拡販するのは耐用電圧が35キロボルト以下のケーブルで、ビルや住宅、電力、鉄道などあらゆる建設現場で使われるもの。住友電工が有するインドネシアの工場で製造したものをミャンマーに輸入して、電力会社や建設業者などに幅広く供給する。
 同国では現在電力の普及率が約35%にとどまっているが、30年には100%を目指しており電線の需要は拡大する見通しとなっている。住友電工ではこれまでヤンゴン市にタイ法人の支店を設けるなどして、成長市場の捕捉を目指してきた。今回の協業契約締結に合わせて同市で披露式典を開催。現地企業や日系企業、在ミャンマー日本大使館などから約350人が集まった。また同国第2の都市であるマンダレー市で関係機関や現地企業向けに住友電工の事業や製品を説明するセミナーをワミン社と共同で催している。
 大手電線メーカーでは需要拡大が見込まれる同国での展開を本格化させつつあり、矢崎総業グループのタイ矢崎電線は昨年ミャンマーの販売会社と代理店契約を締結。フジクラでは現地の工事会社と合弁会社を開設している。

最終更新:7/1(金) 6:00

鉄鋼新聞