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ブラジル日系大学生10人、訪日に意欲=JICAが招へい事業

ニッケイ新聞 7月1日(金)23時17分配信

期待を胸に1カ月間の訪日へ

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」1日付け>

 【サンパウロ】JICA(国際協力機構)による「日系社会次世代育成研修(大学生招へいプログラム)」に参加するブラジルの大学生10人が先月25日、約1カ月の訪日研修のために同国を旅立った。

 同制度は2014年の安倍晋三首相来訪をきっかけに設立されたもの。大学生対象としては今年で2回目となる。研修生は横浜国立大学や東海大学、東京医科大学での授業に参加するなどし、日本への理解を深める。

 出発直前の25日、サンパウロ市内のホテルで出発前オリエンテーションが行なわれた。JICAブラジル事務所の佐藤洋史次長は、「積極的に自分から行動し、日系社会への貢献や活性化のため、色んな分野の可能性を見つけてください」とエール。

 激励に訪れた中前隆博在サンパウロ総領事も「今晩出発ですね。ボア・ヴィアージェン(よい旅を)!」とあいさつし「日本は良いところもありますが『課題先進国』でもあります。ニュースを見て日本がどんな課題を抱え、解決に向けてどう取り組んでいるか見てほしい」との言葉を送った。

 研修生の遠田エリザ幸子さん(22、三世)は「訪日経験のある妹に当時の話を聞かされ、ずっと日本に行きたかった。両国の会計学を比較し良い部分を持ち帰りたい」と意気込んだ。

 参加する研修生は以下の通り(順不同、敬称略)。久保上村レチシア智恵美、遠田エリザ幸子、広瀬カーレン亜佐美、溝渕ヴィニシウス、成瀬ラリッサ・リカ、武安ロンカット・サミラひかり、大橋カリナ歩、松谷ルカス賢児、米田直美カーレン、神野愛理

最終更新:7月2日(土)3時14分

ニッケイ新聞