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【MLB】前田健太、エース不在に男気見せる 苦境跳ね返す好投を米メディア絶賛

Full-Count 7月1日(金)19時27分配信

左腕カーショウがDL入り、前田は6回1失点の好投で「責任を果たした」

 6月30日(日本時間7月1日)、敵地で行われたブルワーズ戦で今季7勝目を挙げたドジャース前田健太投手。初回に1死満塁の大ピンチを迎えながらも1失点に踏みとどまり、2回以降は三塁を踏ませない力投で、6回を3安打1失点(自責1)に抑えた。これに打線も呼応して、チームは8-1で快勝。絶対的なエースの戦線離脱という衝撃のニュースに揺れる中、チームを鼓舞するかのように奮起した右腕の投球を、米メディアが称賛している。

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 腰の違和感を訴えて遠征中のチームを離れ、地元ロサンゼルスに戻っていたエース・カーショウが、医師の診察の結果、軽度の椎間板ヘルニアであることが分かり、故障者リスト(DL)入りすることになった。地元紙「LAタイムス」電子版によれば、今季すでに11勝している左腕離脱のニュースを聞いたチームは「おいおい、ついてないなぁ」と反応したとか。だが、次の瞬間「よし、やってやろうじゃないか。誰も同情なんてしてくれないぞ」と発憤。ロバーツ監督は「勇気づけられた」と、逆境をものともしないチームの反応に相好を崩したという。

 エース離脱のピンチで立ち上がったのが、この日の先発・前田だった。初回には1死満塁の危機を迎えたが1失点でとどまると、2回以降はブルワーズ打線を寄せつけず。2度死球を当てる場面もあったが、6回を投げて3安打1失点の好投で、マリナーズ岩隈久志に並ぶ日本人最多タイの今季7勝目を挙げた。

指揮官も称賛「特にチェンジアップがよかった」

 メジャー1年目の右腕の働きを喜んだのは、他でもないロバーツ監督だった。球団公式サイトによれば、指揮官は「今日のケンタは変化球がよかった。特にチェンジアップがよかったね」と高評価。「6回を投げきってくれたのは、救援陣にとって大きかった」と話したそうだ。

 マウンドで戦う前田の姿を見て、打線も援護。失点した直後の2回、すぐさま2点を返して逆転に成功すると、4回から3イニング連続で得点し、あっという間に8-1と点差を広げた。「LAタイムス」電子版では、通訳を介して「初回に球数が増えたけれど、序盤で逆転し、中盤で追加点を挙げてくれたチームに、今日は本当に助けられました」と話す前田の様子を伝えている。

 球団公式サイトでは、前田が見せた男気ある投球内容を指し、「もしドジャースの投手がしっかり責務を果たすべき試合があるとしたら、今日がその日だった。ケンタ・マエダがその責任を果たした」と最上級の褒め言葉を送った。エース不在となった先発ローテで、前田健太が大きな存在感を見せつけた。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7月1日(金)19時48分

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