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ハミルトン、5基目のPUエレメント投入。ペナルティ近づく

オートスポーツweb 7月1日(金)9時48分配信

 メルセデスのルイス・ハミルトンが、今週末のオーストリアGPで5基目となるターボチャージャーとMGU-Hを使用する見込みであることが分かった。今季のF1規則では、パワーユニットの各コンポーネントが6基目に入ったときからペナルティ対象になる。

2016年F1第8戦ヨーロッパGPではニコ・ロズベルグが優勝

 今季F1ではパワーユニットの6つの各エレメント(ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス)をシーズン通して5基までしか使用できず、これを越えるとグリッドペナルティが科される。

 ハミルトンは前戦ヨーロッパGPの段階でターボチャージャーとMGU-Hについて4基目を使用していたが、オーストリアですべてのエレメントが新しいパワーユニットを搭載、これによりふたつのエレメントが5基目に突入する。なお、ICEとMGU-Kは3基目、エナジーストアとコントロールエレクトロニクスは4基目となる。

 オーストリアGPは全21戦中まだ9戦目であり、ハミルトンがグリッド降格ペナルティを避けることは難しそうだ。


「(決勝で)順位を上げられるサーキットを見つけるつもりだ」とハミルトンは6基目を入れるタイミングについて語った。

「前に追いつくことが可能で、優勝を狙えるようなサーキットを探す。それが僕の考えだ」
「前向きに考えていく必要がある」

「でも(グリッドペナルティを受ければ)ニコ(・ロズベルグ)が勝って、僕が2位かもっと下になる可能性が高くなる」
「そういう状況に対処し、うまく乗り切る方法を見つけなければならない」

 タイトル争いのライバルでチームメイトのロズベルグはヨーロッパGPの段階ですべてのエレメントが2基目だった。他のメルセデスパワーユニット搭載車もほとんどが2基目を使用、マノーのリオ・ハリアントはエナジーストアとコントロールエレクトロニクスは1基目だった。

 今シーズン序盤、自分にパワーユニットのトラブルが集中しているとして、ハミルトンは嘆いている。

「最悪なのは、メルセデス(のパワーユニットで走る)ドライバーの中で、ペナルティを受けそうなのは僕だけだってことだ」

「40基エンジンがあれば、一番いいのが欲しい。でも仕方ない。僕は自分のエンジンでベストを尽くすしかない。次の1基目か2基目でもね」

「8人メルセデスドライバーがいて、皆が(パワーユニットの使用を)予定どおりに進め、2基目のエンジンを使っている。彼らは4基使えるのに、僕はもう1基しかないんだ。楽じゃないよ」

 第8戦終了時点でポイントリーダーのロズベルグと2位ハミルトンの差は24点となっている。

[オートスポーツweb ]

最終更新:7月1日(金)9時51分

オートスポーツweb