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石黒英雄、柳沢慎吾の“あばよ”に救われる! 新たな「ウルトラマン」に気合十分

クランクイン! 7/1(金) 19:00配信

 テレビ放送開始から50年を迎えるウルトラマンシリーズの記念すべき最新作『ウルトラマンオーブ』で、主人公のクレナイ・ガイ(ウルトラマンオーブ)役に抜擢された石黒英雄。無類のウルトラマン好きを自負する石黒は、「僕にとって特撮ヒーローになる最後のチャンスだった。この出会いを大切にしたい!」と喜びをあらわにしながら、作品に対する思い、意気込みなどを熱く語った。

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 本シリーズでは、銀河の彼方からやって来たガイ(石黒)が、“オーブリング”に歴代ウルトラ戦士のパワーを宿したカード2枚をダブルリードすることで、ウルトラマンオーブにフュージョンアップ(変身)。特性の異なるウルトラパワーで、次々と蘇る魔王獣との壮絶な戦いに挑む。

 いきなり「この写真を見てくださいよ!」とスマートフォンを差し出す石黒。そこには、ウルトラマンのトレーナーを着た幼い彼が歯ブラシを持って立っている。「ウルトラマンの力を借りて虫歯を治して、歯磨きを教えてもらっているところです。すでにフュージョンアップしていたんですね」と満面の笑顔。子供の頃から再放送で観た『ウルトラセブン』『ウルトラマンタロウ』に夢中だったそうで、「両親がその世代だったので、セブンとタロウにまつわるフィギュアはすぐに買ってくれました」と声を弾ませる。

 ウルトラマンシリーズといえば、新人俳優の登竜門としてこれまで多数のスターを輩出してきたが、今回は『ウルトラセブン』のモロボシ・ダンにオマージュを捧げた風来坊を主人公に置き、兄貴的な年齢に設定されたことから、俳優としてすでに実績のある石黒にもチャンスが巡ってきた。「オーディションの時に、僕の“ウルトラ愛”が審査員に何も響いてない感じだったのでダメだと思いました。だから、自分に決まった時は、『本当に?』と聞き返すくらい信じられなかったんです」と振り返る。


 念願だった特撮ヒーローがよほど嬉しかったのか、その後も石黒の話が止まらない。「まるで贅沢なブッフェのように、毎回、違うウルトラマンを選ぶことができるなんて夢のようですね」と口火を切ると、敵となる怪獣にも言及。「特撮もので、ここまで怪獣に愛情を注いでいるのは『ウルトラマン』だけで今、改めてその造形美に感動しながら怪獣たちと戦っています」と興奮気味だ。

 また、今回の見どころとして“一体感”を強調する石黒は、「変身前のガイと変身後のオーブを同一人物として見られるところも特徴のひとつです。だから、戦いのシーン以外もしっかりと芝居をして地に足が着いた作品にしたいですね」と意欲を見せる。すでに主人公を石黒が演じることが公表されているため、街で子供たちに声を掛けられるそうだが、「ヒーローとして子供たちに接することは、自分にとって最高の経験です。多少オーバーでも特撮だからできる表現があると思います。自分が経験したことや感じたことを思いっきり体現できるこの現場は、最高に幸せな時間なんです」と充実感でいっぱいだ。

 唯一、課題があるとすれば、座長としての仕切りだという石黒。「最初の本読みの時に、(テレビ放送開始から)50年という思い入れもあるので緊張感が凄かったのですが、そんな中、隣にいた(共演の)柳沢慎吾さんが、筆談で、僕の“じゃあな”というセリフを “あばよ”に変えろと言うんです。こんな状況で言える訳がないと思ったんですが、思い切って“あばよ!”って言ってみたら全員笑い出して一気に空気が和らいだんです。この一言でチームが一致団結しました。慎吾さんに感謝です」と述懐。「座長としてチームを鼓舞し、まとめる力を付けたいですね」と語る石黒の表情は、まさにヒーローとしての責任感に満ちていた。(取材・文・写真:坂田正樹)

 『ウルトラマンオーブ』は7月9日よりテレビ東京系にて毎週土曜あさ9時から放送。

最終更新:7/1(金) 19:00

クランクイン!