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越中アートフェスタ大賞の藤原さん個展 北日本新聞ギャラリー

北日本新聞 7月1日(金)11時38分配信

■自然の美しさ抽象化

 昨年の「越中アートフェスタ2015」立体部門で大賞に輝いた藤原寛太朗さん(27)=富山市流杉=の受賞記念展「Ancient Road」が1日、北日本新聞ギャラリーで始まった。日本の自然の美しさや力強さをガラス造形で抽象化した作品をそろえる。4日まで。北日本新聞社主催。

 藤原さんは千葉県出身。大阪芸術大、同大学院を経て富山ガラス造形研究所研究科を修了。現在は富山ガラス工房のスタッフとして体験指導を行う傍ら、創作活動を続ける。

 今回は「古道」と題したシリーズのガラスの造形作品約40点を並べる。大賞受賞作は、ガラスの球体を鉄さびで覆い、強い存在感を放つ作品。上部を水平に切り取ることで、ガラスと鉄の素材感の違いを際立たせている。同じ手法で作った円筒や鉢状の立体造形もある。

 ギャラリーの床には、大小の真っ白なガラスの球体24点をうねった道や川のように並べ、清潔感のある空間に仕上げた。

 いずれも藤原さんが日本の自然から受けたイメージをガラス造形に託している。藤原さんは「ギャラリーのガラス越しに見える風景と響き合い、ここでしか見られない展示になっている。見た人が『どんな素材だろう』と不思議に思ってもらえたらうれしい」と語る。

 開場時間は午前9時から午後6時まで。入場無料。問い合わせは北日本新聞社文化部、電話076(445)3449。

北日本新聞社

最終更新:7月1日(金)12時42分

北日本新聞