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民話・伝説の「?」大集合 「幽霊掛け軸」「てんぐの書」… 新湊博物館

北日本新聞 7月1日(金)22時39分配信

 県内の民話や伝説などをテーマにした企画展「語り継がれた不思議-集まれ、むかし話の主人公」が1日、射水市鏡宮の市新湊博物館で始まった。鬼やてんぐ、幽霊、地獄と極楽などにちなんだ史料や美術作品を展示し、地域の歴史を楽しく、少しミステリアスに紹介している。9月11日まで。北日本新聞社共催。

 宝物として受け継がれている品や、形のない文化である言い伝えを紹介しようと新湊博物館が企画した。

 会場には、浄土信仰を広める日本の高僧らを描いた県内最古の「和(わ)朝(ちょう)先(せん)徳(とく)連(れん)坐(ざ)像(ぞう)」や、鎌倉時代末期に放生津城(現在の射水市中新湊)を拠点にしていた越中守護、名(な)越(ごえ)時(とき)有(あり)の法名を記した江戸時代の位牌など、地元の寺院で発見された品を並べた。

 鎌倉時代に放生津(射水市)の海から出てきたと伝えられている国指定重要文化財「法華経曼荼羅(まんだら)図」を、富山市八尾町宮腰の本法寺から借りて展示している。

 ほかにも地獄・極楽絵図や幽霊の掛け軸、てんぐが記したと伝わる書も紹介する。

 23、30の両日の午後1時半からは昔話の読み聞かせ会を開くほか、8月20日には夜間延長開館「ないとみゅうじあむ」を催す。問い合わせは射水市新湊博物館、電話0766(83)0800。

北日本新聞社

最終更新:7月1日(金)22時39分

北日本新聞