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プロ野球・前半戦で生まれた「新語・流行語」を振り返る

ベースボールキング 7/1(金) 17:00配信

上半期生まれた球界の新語・流行語

 昨年、プロ野球界で話題を席巻した「トリプルスリー」というワード。同一シーズンで「打率3割・本塁打30本・盗塁30個」を達成するという偉業を、ヤクルトの山田哲人とソフトバンクの柳田悠岐が達成した。

 このワードは球界を飛び出し、毎年恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」にて年間大賞を受賞。その年を表す言葉のひとつとして認定されるまでになった。

 過去には1999年に「リベンジ」(松坂大輔)と「雑草魂」(上原浩治)がW受賞を果たしたのをはじめ、「ハマの大魔神」や「NOMO」、「イチロー(効果)」などなど、様々な流行語が野球界から輩出されてきた歴史がある。

 そこで、今回は上半期が終わった今年ここまでを振り返り、野球界で生まれた新語や流行語、注目ワードをピックアップ。果たして、本家の「流行語大賞」に引っかかるワードはあるのか。“言葉”でプロ野球の前半戦を振り返る。

「超変革」

 金本知憲新監督のもと、新たな一歩を踏み出した新生・阪神が掲げたスローガンが「超変革」だ。

 象徴的なのが、開幕戦の「1番・高山、2番・横田」というフレッシュな1・2番コンビだろう。これまで補強に頼りがちだった部分を見直し、とにかく若い選手を積極的に起用。くすぶっていた北條史也や原口文仁といったところの台頭を促した。

 ただし、チャンスを得ながらも掴みきれずに落ちていった選手たちがいることも事実。「超変革」が実を結ぶその日まで、金本監督と阪神ファンの“我慢の戦い”は続いていきそうだ。

「コリジョンルール」

 前半戦を振り返るうえで、外せないのがこの「コリジョンルール」だろう。今年から導入された新ルールは、各所で大きな混乱と議論を呼んだ。

 ざっくり言うと、クロスプレーでの接触によるケガをなくすためのルール。危険なタックルから捕手を守るべく、メジャーで前年に取り入れられたものが日本でも導入される運びとなった。

 ところが、この「コリジョンルール」と、新ルール導入にあわせて施行された「リプレイ検証の範囲拡大」が、多くのファンの混乱を呼ぶ。

 前半戦だけでも、1点を巡る判定が覆るというシーンが何度も見られ、6月14日の広島-西武戦では、アウトの判定が「コリジョンルール」の適用によって覆り、広島がサヨナラ勝ちを収めるという通称“サヨナラコリジョン”というケースまで登場。

 さらに17日の阪神-ソフトバンク戦では、福留がサヨナラ安打を放つも、ホームのクロスプレーを巡ってリプレイ検証へ。数分間の沈黙の後、ホームインが認められてようやくサヨナラが成立、などというシーンもあった。

 メジャーのチャレンジ制度のような取り決めがないため、もはや際どいプレーは攻撃側の“行ったもん勝ち”になってしまっている点や、野球で一番盛り上がるはずの得点シーンが一時停止されてしまうことへのモヤモヤ感、さらには審判によって説明の範囲が違うことなどなど、これまでに多くの問題点が噴出。ついにはシーズン中にも関わらず、ルールの見直しも決定した。

 目指していた「捕手を守る」という点では効果が現れているものの、野球そのものの魅力が削られてしまっているのは大問題。見直しにより、後半戦からモヤモヤが解消されることを切に願う。

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最終更新:7/1(金) 19:31

ベースボールキング