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6月の賃貸住宅市場、首都圏マンション空室率は埼玉と千葉で悪化傾向、タス

SUUMOジャーナル 7月1日(金)11時42分配信

不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営する(株)タス(東京都中央区)は、このほど、「賃貸住宅市場レポート 首都圏・関西圏・中京圏・福岡県版2016年6月」を発表した。
■2016年第1四半期 1都3県賃貸住宅市況図
トレンドが上昇を示す地域は、2015年第4四半期の9地域から2016年第1四半期は7地域と減少した。下降を示す地域は、2015年第4四半期の9地域から2016年第1四半期は横ばい。年度末で賃貸物件が大きく動く時期だが、東京23区では東側が好調だった。

■東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向
5,000円/平米月超クラスの賃料指数は、東京23区の不動産価格の上昇の影響を受けて2015年第2四半期から上昇傾向となっていたが、今期は下落している。ただし、空室率TVI(タス空室インデックス)が改善傾向にあること、募集期間の拡大傾向が一服したことを考慮すると、今期の下落は一時的なものにとどまる可能性がある。4,000円/平米月~5,000円/平米月クラスの賃料指数は前期に引き続き上昇した。

■2016年4月期1都3県賃貸住宅指標
首都圏のアパート系空室率TVIは埼玉県が横ばいで推移しているのを除いて、その他の地域では悪化が続く。特に神奈川県では募集期間も悪化傾向。新築の供給量が増加したことが空室率TVIを引き上げている。一方でマンション系空室率TVIは埼玉県と千葉県で悪化傾向。また、東京市部と埼玉県で更新確率の上昇と中途解約確率の下落が継続しており、テナントが転居を控えていることが伺える。

■2016年4月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標
アパート系空室率TVIは大阪府、京都府で悪化傾向。大阪府では貸家の月間の着工数が2,200戸~2,500戸という高い水準が2年以上継続しているため、供給過剰感が出てきている。京都府ではマンション系の空室率TVIは改善傾向にあるため、マンション系に市場を奪われていることが原因のよう。静岡県で横ばい傾向、その他の地域は改善傾向で推移している。

ニュース情報元:(株)タス

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最終更新:7月1日(金)11時42分

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