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サトイモ焼酎完成 今年は2300本

紀伊民報 7月1日(金)16時40分配信

 和歌山県田辺市龍神村で栽培された無農薬のサイトモを原料にした焼酎2300本が今年も出来上がった。地域おこしに取り組んでいる住民グループ「みらい龍神」(冨田進代表)が企画し、加工したサトイモを長野県の「芙蓉酒造協同組合」に持ち込んで製造してもらっているもので、今年も販売が始まっている。

 みらい龍神によると、龍神村は寒暖の差が大きいため、栽培されたサイトモは粘りと甘みが強いといい、これまで捨てられていた親イモを有効利用して地域の活性化につなげようと、2010年度から取り組みを始めた。

 毎年焼酎造りに使う親イモは約2トン。今年の分は天候の関係で例年より少なめの約1・4トンが集まった。

 加工した親イモを長野県まで車で運び、完成した商品がこのほど届いた。みらい龍神のメンバーが焼酎の瓶にシールを貼る作業をした。商品は「〓(てち)」(アルコール度数35度)、「ほいも」(同25度)、「じじばば」(同20度と25度)の3銘柄。「〓」と「ほいも」は720ミリリットル入りと1・8リットル入りがあり、「じじばば」は720リットル入り。値段は1500~7千円(税別)。

 冨田代表は「イモ臭さがなく、すっきりした味わい。まろやかでワイン感覚で飲めて女性向き。毎年好評を頂いている。将来は龍神産の米と地元の水を使って焼酎を造ることができないか考えている」と話している。

 焼酎は「酒のダイナミック」(田辺市下万呂)や龍神村の道の駅などで販売中。商品に関する問い合わせは総販売元の酒のかまくら(0739・22・0540)へ。

〓は龍4つ

最終更新:7月1日(金)16時40分

紀伊民報