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参院選和歌山選挙区候補者アンケート(3) 原発・待機児童

紀伊民報 7月1日(金)16時41分配信

 7月10日投票の参院選和歌山選挙区(改選数1)に立候補した3人に国や地方が直面している課題について考えを聞いた。○は「そう思う」、×は「そう思わない」、△は「どちらともいえない」。8項目あり、順番に紹介する。届け出順。

■質問

 原発の再稼働を妥当だと思いますか。今後のエネルギー政策はどうすべきだと考えますか

◆西本篤氏(諸新)【○】

 コストが安く供給が安定している原発を、安全性を高めた上で稼働させるべきである。太陽エネルギーは、高コストで不安定。また火力発電は石油などの支払いで3兆円が海外に流出。中東危機や南シナ海有事などで海上輸送が止まれば経済は悪化する。原発は日本国内で生産できる。

◆由良登信氏(無新)【×】

 再稼働すべきではない。福島原発事故で原発の危険性と事故被害の深刻さが明らかとなり、今も収束とは程遠い状況である。これを無視して再稼働に突き進むことはあまりにも無責任。世界の大きな流れとなっている再生可能エネルギーへの切り替えを行い原発に頼らない社会を。

◆鶴保庸介氏(自現)【○】

 今後のエネルギー政策については、安全性はもちろん、安定供給や経済性、環境性についても追求していかねばならない。再生可能エネルギーを最大限導入して火力・原子力の依存比率を低減し、国際公約である温室効果ガス排出量削減も実現せねばならないと考えている。

■質問

 待機児童解消など、少子化対策は現行で十分だと思いますか

◆西本篤氏(諸新)【△】

 子どもを産み育てる若者が定住しやすい住宅の低家賃化等の環境整備が必要。たくさん子どもを持つ家庭の税制優遇。また交通網を整え移動スピードを上げ、遠くまで若い人が通勤できるようにする。和歌山にしかない産業や農作物を育成し、若者が地元に残るよう雇用の創出を実現する。

◆由良登信氏(無新)【×】

 とても思わない。認可保育所の決定的な不足と、労働条件が悪いことによる保育士不足が待機児問題の最大の原因。この問題の抜本的な解決に取り組む。さらに、学童保育の増設、小学校就学前の子どもの医療費無料化の国の制度創設に取り組む。

◆鶴保庸介氏(自現)【△】

 待機児童の解消や子育て世帯に対する支援など、子どもを産み育てやすい環境づくりを早急に整備していく。同時に、将来に対する漠然とした経済的な不安などから、若者が結婚や出産をあきらめることがないよう、働き場の確保や所得の底上げも重要だと考えている。

最終更新:7月1日(金)16時41分

紀伊民報