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純白の雪氷に歓声 湯涌で氷室開き

北國新聞社 7/1(金) 3:14配信

 1日の「氷室の日」を前に、夏の風物詩「氷室開き」が30日、湯涌温泉で行われた。同温泉玉泉湖畔の氷室小屋には、地元住民や観光客が多数詰めかけ、取り出された純白の雪氷に歓声を上げた。

 氷室開きは、冬場に氷室小屋に雪を貯蔵し、夏に将軍家に贈った加賀藩の習わしにちなんだ行事で、湯涌温泉観光協会が開催している。

 来場者を呼び込むため、2011年以降は開催日を6月の最終日曜に固定していたが、18年の開湯1300年を見据え、今年から再び30日に変更した。

 県トラック協会青年部会は昨年に引き続き、藩政期に幕府に献上するため雪氷を運んだ飛脚を再現した。飛脚姿の会員は、雪氷を詰めた重さ約60キロの長持を担いで金沢湯涌夢二館前を出発し、約17キロ離れたJR金沢駅に届けた。

 氷室小屋では、山下新一郎湯涌温泉観光協会長があいさつ、細田大造副市長が祝辞を述べた後、白装束の協会員がのこぎりで雪氷を切り出し、近くの薬師寺へ奉納した。湯涌江戸村の旧松下家では茶屋が開かれ、コーヒーやケーキなどが提供された。

北國新聞社

最終更新:7/1(金) 3:14

北國新聞社