ここから本文です

女性議員のズレてるファッション ド派手コーデ時代の千葉景子さん「嫌々だったのが次第に楽しくなって…」

withnews 7月2日(土)7時0分配信

 女性政治家の服を見ると、普通の人にはなかなか着られないような派手な色が目立ちます。親近感を持ってもらうには逆効果とも思える服を、なぜあえて身にまとうのでしょうか。弁護士から政治家になった千葉景子・元法務相に聞いてみました。(朝日新聞地域報道部記者・田中聡子)

【フォトギャラリー】ドン小西が太鼓判! 新ローマ市長のビルジニア・ラッジ氏のセンス

緑、ピンク、オレンジ…もう着られない

 緑、水色、ピンク、オレンジと、現役時代はさまざまな原色のジャケットやスーツを着ていた千葉さん。弁護士に戻ったいま、横浜市内の事務所を訪ねると、ボーダーのアンサンブルに白いパンツ、ピンクのスカーフという、打って変わったカジュアルな姿で出迎えてくれました。

 「議員の時の服? 困っちゃって。だっていまあんな服を着たら、あの人どうしたの?って思われちゃうから」。もう着ることはないだろう、と思いつつ、クローゼットの奥で数着眠っているそうです。

 引退した女性議員たちが集まった時に聞いてみると、「郷里に帰るときに処分しちゃった」「とてもじゃないけど……」と、みなさん「もう着られない」という事情は同じだったそうです。

まずは目立て!「交通信号」色のススメ

 選挙に出る前の千葉さんは、ラフなパンツスタイルばかりでした。ところが、1986年の参院選候補に選ばれると、周りの議員から「もっと目立ってくれないと困るよ」。

 ファッションアドバイザーとなった先輩議員の妻から勧められたのは、原色の派手な服ばかりでした。

 「なんでこんな『交通信号』みたいな色の服を着ないといけないの、って驚いちゃってね。でも、選挙に出るには、周りの言うこともきかないといけないし、まずは目立って知ってもらわないといけないっていうのは確かだから、半分は納得したの」

 いやいやながら着始めた派手な服。しかも、そこそこ値の張るものばかりで、着続けないわけにもいきません。ところが、違和感だけでなく、次第に楽しくもなっていきます。

 「自分も知らなかった発見があってね。ピンクとか黄色のジャケットとか、絶対に手にすることがなかったような服でも、着てみたら『あら、意外と私、そんなに似合わないわけでもないかしら』って」

 「汚れが目立つから」と唯一避けた白以外は、果敢に挑戦していくようになりました。

1/2ページ

最終更新:7月2日(土)7時0分

withnews

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。