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格安SIMの回線契約数、前年比65.5%増 データ通信をメインとしたユーザーの支持が拡大

MONEYzine 7月2日(土)22時0分配信

 MM総研は6月15日、2016年3月末時点の国内MVNO市場規模について発表した。MVNOは「仮想移動体通信事業者」のことで、「Mobile Virtual Network Operator」を略したもの。MVNOは携帯電話回線などの無線通信インフラを通信事業者から借り、独自のサービスを付け加えるなどして提供している。MVNOが提供する格安SIMには魅力的な料金プランが多く、近年利用者が増えている。

 発表によると、MVNOサービスの2016年3月末時点の総契約回線数は4,717万回線で、前年同期比で54.9%増加した。そのうち格安SIMの契約回線数は539万4,000回線で、前年同期比で65.5%増加した。格安SIMの契約回線数は個人と法人の利用が広がり、2017年3月末には820万回線、2018年3月末には1,170万回線に達すると同社では予想している。

 そんな中、株式会社ジャストシステムは6月17日から20日にかけて、スマホを所有する20代から60代の男女1,077名を対象に、スマホの新しい料金プランに関する実態調査を実施した。

 まず、格安SIMについて聞いたところ、「格安SIMを現在利用している」が8.6%、「格安SIMを知っており、利用を検討している」が8.2%、「格安SIMを知っており、興味がある」が35.1%だった。半数の人が格安SIMを支持する一方、「格安SIMは知っているが、興味は無い」が26.1%となったほか、「格安SIMは知らない」(10.4%)、「よくわからない」(11.6%)などの回答もあった。

 そこで、格安SIMを「検討している」、または「興味がある」と回答した人を対象に、格安SIMに興味を持った理由を複数回答で聞いた。最も多かったのは「もともと通話をあまりせず、データ通信がメインだから」の44.4%で、以下は、「端末代金がかかったとしても今の契約を続けるよりも安くなると思った」(34.1%)、「雑誌やテレビなどの特集で格安SIMがお得だと知った」(30.7%)、「大手キャリアから発表された料金プランがあまり魅力的でなかった」(23.8%)だった。

 続いて、格安SIMを「知っているが興味は無い」と回答した人に、その理由を同様に聞いたところ、「大手キャリアの方がなんとなく信頼性がある」が46.6%で最も多かった。以下は、「通信速度や通話品質に不安がある」(39.5%)、「移行や手続きが面倒くさそう」(38.1%)などとなった。

 スマホで通話よりもデータ通信を多く利用する人の多くが、料金が安い格安SIMに魅力を感じていた。MVNOの信頼性が増せば、格安SIMの利用者はさらに増えそうだ。

最終更新:7月2日(土)22時0分

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