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海軍軍曹、上官不在の中でミサイル誤射 軍紀に緩みか/台湾

中央社フォーカス台湾 7月2日(土)14時53分配信

(高雄 2日 中央社)海軍の錦江級哨戒艇「金江艦」(500トン級)の対艦ミサイルが誤射された事件について、同軍司令部の黄曙光司令は1日、原因は同艦の高嘉駿中士(軍曹に相当)が必要な手続きに従わず、監督・指導の上官もいない中で作業し、操作を誤ったためだと説明した。ミサイルは台湾漁船を直撃し、1人が死亡、3人が負傷している。

海軍によると、ミサイルシステムの点検には、上官による確認などが義務付けられているが、高中士は無断で作業を行い、実弾を発射する作戦モードを誤って選んでいた。

高雄地方法院検察署(地検)は2日、業務上過失致死などの容疑で、高中士に保釈金30万台湾元(約95万円)の支払いを命じた。

台湾では、先月末に海軍陸戦隊(海兵隊に相当)の兵士複数人がイヌを虐待して殺していた事実が発覚するなど、軍の不祥事が続いている。

(陳朝福、呂欣ケイ/編集:杉野浩司)

最終更新:7月2日(土)14時53分

中央社フォーカス台湾