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8勝の広島・ジョンソン「アニキ」な素顔

東スポWeb 7月2日(土)14時5分配信

 前夜の連勝ストップも何のその――。広島が1日、DeNA戦(横浜)に6―2で快勝した。5回に松山と鈴木のアベックアーチ、9回にはルナにもソロ弾が飛び出すなど打線が13安打6得点と爆発。投げてはクリス・ジョンソン投手(31)が7回9安打2失点の好投で今季8勝目をマークした。チームメートの野村に次いでハーラー単独2位に浮上した助っ人左腕はグラウンド外でも「アニキ」として大車輪の活躍を果たしている。

 終始冷静さを失わなかった。先発マウンドに立ったジョンソンはムービング・ファストボールを駆使しながら丁寧にコーナーを突く投球でDeNA打線を翻弄。7回に2点を失ったが先発としての役目を果たし、これまで2戦2敗と苦手にしていたDeNAから初勝利を挙げた。

 試合後のヒーローインタビューでは「非常にタフなゲームだった。今日は攻撃陣が先制点を取ってくれたので、自分のピッチングができたよ」と安堵の表情。緒方監督も「7回は球が浮き始めたのでそろそろ代え時かと思ったが、そこでしっかり併殺打で終わらせたところはさすが」と賛辞を贈った。

 これで今季8勝目。頼もしき助っ人左腕はチーム内において大きな存在になっている。6月4日には2017年シーズンからの3年契約を新たに締結したことが球団から発表され、周囲を驚かせたばかり。今オフのメジャー復帰説もささやかれていただけに、早々に広島残留を決断したジョンソンの選択が「男気契約」として、チームの面々を奮い立たせている。

 それだけではない。ジョンソンは今季から加入したセットアッパーコンビのジャクソンとへーゲンズの「アニキ」としてもフル稼働を続けている。この日8回を3人でピシャリと抑えたジャクソンは「クリスにはいろいろと助けてもらっているよ。日本のプロ野球のことはもちろん、ヒロシマの街案内をしてもらったり、遠征先で食事に連れて行ってもらったり…。彼は僕ら2人が新しい環境になじめるように、公私ともども気を配ってくれているんだ」と最敬礼だ。

 2位・巨人とは、これで今季最大の9・5ゲーム差とした。「2位以下との差が広がっているので、どんどん勝っていきたい」とジョンソン。首位を快走するチームを支えるべく、今後もグラウンド内外で奮闘を続ける。

最終更新:7月2日(土)14時5分

東スポWeb