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人とくるまのテクノロジー展2016 最新の注目技術に垣間見る、日本の底力

エコノミックニュース 7/2(土) 19:47配信

自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2016 名古屋(主催:公益社団法人自動車技術会)が、2016年6月29日(水)~7月1日(金)の3日間、名古屋市港区金城ふ頭にある名古屋市国際展示場 ポートメッセなごやで開催され、全国から集まった技術者・研究者、自動車ファンなどで賑わった。

同展示会は、自動車業界で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展として1992年から開催されており、国内でも有数の出展規模を誇る展示会として知られている。今回は306社が参加した。開催当日は、各社出展ブースの賑わいはもちろんのこと、特別講演や各種フォーラムやワークショップ、試乗会、ピックアップセミナーなどが開催され、大いに盛り上がった。

 数々の注目技術が紹介されたが、モーターショーなどとは違って車そのものではなく、普段なかなか一般では目にすることのできないBtoB企業の最新技術が一堂に会するのが、この展示会の大きな魅力だ。

 例えば、トヨタグループの自動車部品メーカーである株式会社東海理化電機製作所は、「人とクルマを『やさしさ』でつなぐ」をテーマにした製品・技術を展示。自動運転システム対応の入力デバイスを搭載したフューチャーコックピットの他、シームレス静電タッチスイッチやモーションドアオープナー、そして同社が他社に先駆けて開発を進める電子ミラーの展示も行われた。

 また、自動車用の防振ゴム・ホースなどで世界トップクラスのシェアを誇る住友理工株式会社は、住友電気工業株式会社、住友電装株式会社と3社共同でブースを出展した。同社の得意とする防振ゴムでは、最適化設計によって軽量化に成功した最新の自動車用防振ゴムはもちろん、高い制遮音性能と、衝突時の衝撃軽減に貢献するソフトエンジンカバーを展示した。中でも特筆すべきは、着座するだけでドライバーの押圧・接触・心拍の検知を目指すドライバーモニタリングシステムだ。同システムには、住友理工が独自開発したオールゴムセンサ「SRセンサ」が内蔵されているが、自動車だけでなく、医療介護の分野やエレクトロニクス分野への応用も期待されており、関心を寄せる来場者からも多くの質問があったようだ。

 同展で展示されるものは、車両に搭載される技術や製品だけではない。

 物質の分析・物性試験の受託などを行う株式会社三井化学分析センターは、「くるまの未来を支える材料解析」をコンセプトに、「軽量化」「リサイクル」「耐久性」「電池」「パワー半導体」「快適性」の6つの分析や解析を発表し、技術者たちの注目を集めていた。

 市場に出回っている完成車両を眺めているだけでは分からない、自動車の最新技術の数々に、日本の自動車関連メーカーの底力が垣間見れた「人とくるまのテクノロジー展」。日本の自動車業界には、まだまだ他国のメーカーには負けない大きな可能性が秘められているようだ。(編集担当:藤原伊織)

Economic News

最終更新:7/3(日) 6:20

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