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母子家庭の移住促進 HPに医療雇用と子育て施設  長野原町

上毛新聞 7月2日(土)6時0分配信

◎人材確保へ“一石二鳥”

 群馬県長野原町は、町内の医療介護関係の働き口と子育て施設の情報を町ホームページに掲載した。首都圏在住で職を求めているシングルマザーの移住を促すのが狙い。慢性的に人手が不足している中山間地域の医療福祉施設の人材確保と、子育て世代の移住を促進する“一石二鳥”の施策として注目を集めそうだ。

 掲載するのは、町内の医療機関や福祉関係施設の求人や、保育所や幼稚園など子育て施設の情報。就職が決まった人には、町が空き家バンクを活用するなどして住居を紹介する。

 首都圏では保育所の入所が困難な地域があることから、町内の保育所や幼稚園は定員に余裕があり、のびのびと子育てできるとアピールする。

 町の医療、福祉機関の人材不足は深刻で、中核病院である西吾妻福祉病院でも約60人いる看護師のうち、4分の1に当たる15人を自治医大に派遣してもらっている状況だ。助産師や薬剤師、介護福祉士、介護士も慢性的に不足している。

 町の担当者は「移住促進による子育て世代の人口増と町内の看護、介護職の深刻な人材不足を解消する施策として取り組むことにした。のびのびと子育てできる環境を都会の人にうまくアピールしていきたい」と話している。

 県によると、医療福祉関係の人材確保と移住促進策を組み合わせた施策は県内では珍しいという。

最終更新:7月2日(土)6時0分

上毛新聞