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蜷川さん演出予定の群集劇、出演者に1928人応募 12月に上演

埼玉新聞 7月2日(土)10時30分配信

 5月に亡くなった蜷川幸雄さんが演出する予定だった群集劇「1万人のゴールド・シアター2016」(埼玉県など主催)の出演者の募集が6月30日に締め切られ、国内外から1928人が応募したことが1日、県への取材で分かった。目標の3千人には及ばなかったが、文化振興課は「埼玉の魅力を国内外に発信する事業の目的は達成できる」と予定通り上演を行うとしている。

 群集劇では60歳以上の出演者3千人を公募。6月中旬まで応募が約半数にとどまるなど上演を懸念する声もあった。県は6月25日にJR浦和駅前で募集キャンペーンを行うなど参加を呼び掛けていた。同課は「蜷川さんが亡くなった後も応募者は増え、蜷川さんの遺志を引き継ぎたいという声もあった」と話す。

 群集劇は、蜷川さんが2006年に55歳以上の団員による演劇集団「さいたまゴールド・シアター」を結成したのを機に企画。今年12月7日にさいたまスーパーアリーナで第1弾を行う。18年にも上演し、東京五輪・パラリンピックが開催される20年には1万人での上演を計画しているが、同課は「来年以降については今年の状況を考慮して決めたい」としている。

最終更新:7月2日(土)10時30分

埼玉新聞