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【MLB】マーリンズで「崇拝」されるイチロー シアトル地元紙が移籍後の“変化”特集

Full-Count 7月2日(土)18時5分配信

古巣地元紙がイチロー特集、当時と現在の違いとは?

 メジャー史上30人目となる3000安打に迫っているマーリンズ・イチロー外野手。いまだ輝きを放ち続けるベテラン外野手の「変化」について、米地元紙が特集している。「シアトル・タイムズ」電子版が「3000安打に近づくイチロー、42歳にしていまだ予想を覆す」との見出しで報じている。

イチロー、メジャー通算では今何位? MLB歴代通算安打数ランキング

 メジャー16年目を迎えているイチローはここまで通算2988安打を放ち、3000安打まで残り12本と迫っている。昨季加入したマーリンズではキャリアワーストの打率.229と苦しんだが、2年目の今季は見事に復調。4番手の外野手として出番が限られる中で安打を量産し、ここまで打率.342、出塁率.418で、盗塁はチームトップの7個を記録している。

 そんなベテランについて、古巣マリナーズの本拠地であるシアトルの地元紙が特集記事を掲載。イチローや関係者の言葉を交えながらここまでの変化や現状を掘り下げている。

 記事を執筆したラリー・ストーン記者は「私の見解では、チームメイトの何人かはイチローのことを自己中心的な選手だと見なしていた」とマリナーズ時代を回顧。その要因の一つに渡米後にイチローに圧し掛かったプレッシャーを挙げ、テレビ解説を務めるリッチ・ウォルツ氏の「2001年に彼がMLBに来た時は大きな重圧に晒されていたんだ」とのコメントも紹介した。

本人が取り戻した「感覚」とは

 そして同記者はヤンキースを経てマーリンズに加入したイチローがリラックスした様子で野球に取り組んでいることに着目し、現在のチームメイトから「崇拝」されていることもレポート。08年の同紙の記事では、クラブハウス関係者が「彼のことをこんなにも嫌っている選手が大勢いるなんて信じられないよ」と語ったことを伝えていたという。

 ウォルツ氏も「今、彼は若い選手とコミュニケーションをとれているし、随分、気を楽にしてやれている。そして試合を楽しんでいるね」、「今のようなイチローの姿は01、02年のマリナーズ時代には見られなかったよ」と話しているという。

 同記者はイチローのコメントも紹介。今回の取材でも現役を「最低でも50歳まで」続けることを明言したベテランについて、「イチローの成長の糧があるとすれば、それは予想に逆らうことだ」と記している。

 記事の中で、イチローは3000安打についても言及。「ピート・ローズの件についても同じことを言ったけど……もっと早くたどり着けると思っていました」と振り返りつつ、「数字は特に関係ありません。でもボールを打つ時の感触、試合に出る時の感覚が戻ってきたんです。何よりもこれが一番喜ばしいことです」と語っている。

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最終更新:7月2日(土)20時32分

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