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交通事故死が過去最少56人 神奈川県内上半期、重傷者は増

カナロコ by 神奈川新聞 7月2日(土)7時10分配信

 今年上半期の県内の交通事故死者は56人で、これまで最も少なかった2013年の72人を大幅に更新して過去最少となった。前年同期と比べた減少率は30・9%(25人)で、全国の3・7%(69人)を大きく上回った。一方で重傷者は前年同期より1割以上増えており、県警交通部は「重傷と死亡は紙一重。傾向を見極めて対策を講じたい」としている。

 1~6月の各月死者数は、それぞれ14、4、11、7、8、12人。2月と4月は過去最少で、5月は過去最少タイだった。

 交通量が増える傾向のある各月下旬(21日以降)の死者が計16人と、前年同期比13人の大幅減となったことが特徴。県警は1月から新たに「月末6日間対策」を開始し、全県で交通警戒を強化している。

 死亡者の年齢層は65歳以上が23人(41%)で最多。時間帯別では、午後6時~8時が12人(21%)で最も多かった。

 発生件数は1万3194件(前年同期比917件減)、負傷者数は1万5604人(同1138人減)。うち重傷者は688人(前年同期比83人増)だった。

 県内の交通事故死者は1970年の803人をピークに漸減している。最少は2013年の168人で、昨年は178人。今年策定した「第10次県交通安全計画」(16~20年度)は、年間死者数150人以下を目標としている。

最終更新:7月2日(土)7時10分

カナロコ by 神奈川新聞