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米独立記念祭を縮小 沖縄の事件で県内3基地

カナロコ by 神奈川新聞 7月2日(土)8時30分配信

 沖縄県の元米海兵隊員が逮捕された強姦(ごうかん)殺人事件を受け、在日米軍は4日の米独立記念日に合わせた祭典の規模を大幅に縮小している。今年は独立240周年の節目だが、県内3カ所の陸海軍基地も一様に自粛ムードだ。

 陸軍キャンプ座間(座間、相模原市)は、従来の「米国独立記念祭」を「celebration」(祭事)を「activity」(行事)に名称変更し、2日に開催する。米同時多発テロ以降に途絶えていた基地内の一般開放を15年ぶりに再開するものの、4千発の花火や盛大な祭典を中止する。軍楽隊の演奏やアメリカンフードの出店を予定するが、行事内容は直前まで調整される見通しで、基地管理本部は「急きょ変更される場合もある」と説明する。

 基地内向けに1日に開催した海軍厚木基地(大和、綾瀬市)も、花火やパレードは中止。6月30日から2日間の公演が決まっていたミュージシャンのコンサートもキャンセルし、最小限の催しにとどめた。横須賀基地(横須賀市)も2日に花火やコンサートを準備していたが、記念祭自体を取りやめる。

 沖縄の事件後、基地周辺の市議会は、日米地位協定の見直しを含めた再発防止を求める意見書を相次いで国に提出し、米軍関係者の犯罪に対する批判は県内にも波及している。

最終更新:7月2日(土)8時30分

カナロコ by 神奈川新聞