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「ジャック」99歳祝う 3日に地下室初公開や講演会

カナロコ by 神奈川新聞 7月2日(土)9時10分配信

 ジャックの愛称で親しまれている横浜市開港記念会館(同市中区)が来年開館100周年を迎えるのを記念して、プレイベント「JACK浪漫(ろまん)99」が3日、同館で開かれる。講演会やコンサートのほか、地下室を初公開し、節目の年に向けて盛り上げる。

 同館は横浜開港50周年を記念して市民からの寄付を募って建設され、1917年7月1日に市の公会堂として開館。関東大震災で内部は焼失したものの時計塔と壁体が残り、戦後は一時米軍に接収され進駐軍兵士向けの映画の上映館として利用された。国の重要文化財にも指定されている。

 イベントでは、横浜都市発展記念館の青木祐介主任調査研究員が建設時の秘話を紹介する記念講演会や、オルケスタYOKOHAMAによるタンゴコンサートを開催。かつては食堂だった地下室を初公開し、パネル展示やトークショーを行う。普段は非公開の時計塔の内部にも登れる。

 同区地域振興課では「開港記念会館が震災や戦争を経て来年100周年を迎えることを多くの人に知ってもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 記念講演会とコンサートは入場無料で当日先着380人、共通整理券は午前9時半から配布。時計塔登りのほか、ステンドグラスやグラス、キャンドル作りなどのワークショップは有料で当日先着順。

 なお同館の記念誌を来年発行する予定で、市民から思い出の写真やエピソードも募集している。

 問い合わせは同課電話045(224)8135。

最終更新:7月2日(土)9時10分

カナロコ by 神奈川新聞