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森川葵、キュートな雰囲気に隠された変幻自在の存在感 鶴瓶も太鼓判を押す度胸

クランクイン! 7月2日(土)6時20分配信

 弱冠21歳ながら、映画・ドラマ・バラエティーで独特の存在感を発揮している女優・森川葵。クリクリっとした瞳の奥に天使と悪魔が共存するような、あのつかみどころのない不思議な魅力はいったいどこから生まれてくるのか。今回は、観れば必ず心に引っ掛かる個性派女優・森川葵に注目してみた。

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 2010年、ファッション雑誌「Seventeen」のオーディションで応募者5575人の中からミスセブンティーンに選出され、専属モデルとしてデビュー。2015年4月号で同誌を卒業し、現在は女優に専念しているが、その時の気持ちを「セブンティーン色には染まらない、これが自分の中で気持ち的に一番強く、そんな反抗期真っ盛りの私を受け入れてくれたセブンティーンには本当に感謝しています」(一部抜粋)とブログに綴っており、何よりも“個性”を大切にする芯の強さを垣間見せた。

 モデルと並行し、2012年、映画『LOVE ToRAIN ‐ラヴトレイン‐』でスクリーンデビュー。以降、役所広司主演の衝撃作『渇き。』、中条あやみ共演のホラー『劇場版 零~ゼロ~』などで徐々に注目を集め、2014年、『チョコリエッタ』では肩まであった髪を約30cmバッサリ切り落とし、丸刈りヘアでファンを驚かせた。ネットインタビューでは、「その時期、髪の毛が傷んでいたので、傷んでいる髪ならいいわと思って。ちょうど丸刈りにできてラッキーって感じでしたね」と、あっけらかんと語っていたが、この潔さこそ、のちの“森川ワールド”を形成していくルーツのようにも思える。


 さらに森川は、「できるなら、作品ごとにヘアスタイルを変えたい」「森川葵でいくんじゃなく、いろんな“人”になる女優になりたい」とインタビューで答えているが、それを体現するかのように、映画『おんなのこきらい』『ドロメ 【女子篇】』、ドラマ『ごめんね青春!』『ちゃんぽん食べたか』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』などの作品で、一筋縄ではいかない役を変幻自在に演じ分け、存在感を見せつけた。

 そんな森川をバラエティーも放ってはおかない。『痛快TV スカッとジャパン』の再現ドラマはもとより、今年4月から笑福亭鶴瓶が旬の人物の素顔に迫るトーク番組『A‐Studio』の8代目アシスタントに就任。囲み取材で鶴瓶から「お前は肝が据わっているから大丈夫」と太鼓判を押されていたが、その言葉通り、映画やドラマとはまた違った爽やかな素顔でファンを魅了している。

 演じるためなら自分を無にできる潔さと、イメージの固定化を嫌う反抗心。2つの個性が同居する森川は、つかみどころがないのではなく、むしろ、つかまえることに意味がない、と言ったほうが適切かもしれない。神木隆之介のマドンナ役を演じる映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』も公開中だが、7月7日からスタートするドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』(読売テレビ・日本テレビ系)で森川がベテラン・三上博史を相手にどんな弁護士を演じるのか…いまから期待で胸がいっぱいだ。 (文・坂田正樹)

最終更新:7月2日(土)6時20分

クランクイン!