ここから本文です

中野氏が社長就任、金沢武士団 bjリーグや新潟のトップ経験

北國新聞社 7月2日(土)2時52分配信

 プロバスケットボールチーム「金沢武士団(サムライズ)」を運営する北陸スポーツ振興協議会(金沢市)は1日、新潟アルビレックスBBやbjリーグの社長を歴任した中野秀光氏(58)=新潟県小千谷市出身=の社長就任を発表した。同市鱗町の事務所で会見した中野氏は「金沢の街とチームは魅力的。スポーツの力で地域を元気にする」と語り、地域密着と健康を柱にしたチームづくりとビジネス展開に意欲を見せた。

 bjとNBLの国内2リーグが統一して今秋開幕する「Bリーグ」を控え、最下層の3部からスタートする金沢が運営体制の再構築に動いた。昨季は発足1年目で西地区7位、プレーオフ進出と健闘したものの、シーズン半ばに赤池大介社長が健康上の理由で事実上の離職状態となっていた。

 経営陣の「1年目の反省を踏まえ、腕利きのリーダーを迎えたい」(浅野弘治会長)との観点から、経営実績が豊富で経産省スポーツ未来開拓会議の一員である中野氏に白羽の矢を立てた。bjリーグ社長時代は金沢でのチーム発足を主導した人物だ。

 中野氏は「妻も金沢についてきてくれた。人生を懸けて頑張ります」と決意表明し、ツエーゲン金沢や石川ミリオンスターズとの連携強化やユースチームの発足、さらに「大きな夢」として金沢でのアリーナ建設を挙げた。鱗町のアトラスビルに構えた新事務所は1階にカフェ、2階にトレーニングジムを併設し、高齢者の健康増進をサポートする取り組みを積極的に行っていくという。

 会見に同席したスポーツジャーナリストの二宮清純氏はBリーグの将来性を評価し「米国を例にとれば、アリーナ文化は寒い地域の方が根付きやすい。地域に愛されるチームにすることが大事」と親交のある新社長にエールを送った。

 鈴木大地スポーツ庁長官からのビデオメッセージも披露された。浅野会長、藤弥昌宏副社長、岩本秀成副社長、大樋年雄エグゼクティブプロデューサーが同席した。

北國新聞社

最終更新:7月2日(土)3時8分

北國新聞社

【生中継】小池百合子都知事の会見