ここから本文です

劇的すぎる展開!!94分からの2ゴールで逆転勝利、鳥栖FW豊田「途中で帰らずありがとう」

ゲキサカ 7月2日(土)21時29分配信

[7.2 J1第2ステージ第1節 鳥栖3-2FC東京 ベアスタ]

 サガン鳥栖はホームでFC東京と対戦し、1-2の後半アディショナルタイムから2ゴールを奪い、3-2の逆転勝利をおさめた。第2ステージ開幕戦を劇的な展開で制した鳥栖。悪夢の逆転負けとなったFC東京の選手たちは茫然と立ち尽くしていた。

 FC東京は前半10分、FWネイサン・バーンズが右サイドで2人に囲まれながら強引に突破。縦に抜け出し、グラウンダーのクロスを入れると、MF河野広貴がスルーする形となり、中央に走り込んだFWムリキが左足でゴール右隅に流し込んだ。

 リオ五輪メンバー18人に選出されたMF中島翔哉、DF室屋成はベンチ外となったFC東京だが、惜しくも落選したMF橋本拳人は先発出場。前半36分には果敢にミドルシュートを狙うなど、悔しさをバネに積極的なプレーを見せた。

 前半はチャンスらしいチャンスのなかった鳥栖だが、意外な形で同点に追いつく。後半13分、左CKの場面でFW富山貴光が右足のインスイングで低い軌道のボールを蹴り込むと、ニアでDF谷口博之が必死に伸ばした右足は届かなかったが、このプレーがフェイントになったか、そのままゴールに向かってきたボールをGK秋元陽太が弾き出せず、ゴールインとなった。

 今季、大宮から完全移籍で鳥栖に加入した富山。めずらしい“直接CK弾”が移籍後リーグ戦初ゴールとなり、鳥栖が1-1の同点に追いついた。しかし、FC東京も5分後の後半18分、ネイサン・バーンズがワンツーで左サイドを突破。マイナスの折り返しを河野が左足でゴール左隅に蹴り込み、すぐさま2-1と勝ち越した。

 このままFC東京の勝利が濃厚かと見られたが、最後にまさかの展開が待っていた。FC東京が2-1とリードしたまま、試合は90分を経過。4分と示された後半アディショナルタイムも3分台に入る中、鳥栖は途中出場のMF早坂良太が右サイドからドリブルでPA内に切れ込む。1対1からDF小川諒也をかわすと、折り返しを同じく途中出場のFW池田圭が右足で押し込み、2-2の同点に追いついた。

 ドラマは終わらない。直後の後半アディショナルタイム5分、左サイドのスペースに飛び出したMF高橋義希がゴール前にクロス。中央で待ち構えていたFW豊田陽平が競り勝ち、ヘディングシュートを叩き込んだ。直後にタイムアップのホイッスル。鳥栖が94分からの2ゴールで3-2の逆転勝利をおさめた。

 場内の興奮も冷めやらぬままヒーローインタビューを受けた池田は「最高に気持ちいいです」と第一声。豊田は「(試合の)途中で帰らず、ありがとうございます」と笑いも誘い、サポーターと喜びを分かち合った。

最終更新:7月2日(土)21時35分

ゲキサカ

スポーツナビ サッカー情報