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6カ国協議参加国が月末ラオスに 北の新外相に注目

聯合ニュース 7月3日(日)17時14分配信

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議に参加する韓国と北朝鮮、米国、日本、中国、ロシアの外相が、今月下旬にラオスの首都ビエンチャンで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)の一連の会合で顔をそろえる。北朝鮮に対する国際社会の圧力を強化しようとする韓米と、「核保有国」を主張する北朝鮮が激しい綱引きを繰り広げると予想される。

 ビエンチャンで26日から東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議をはじめ、韓国・ASEAN外相会議、ASEANプラス3(韓中日)外相会議、東アジアサミット(EAS)外相会議などが開催される。韓国から尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官、北朝鮮から李容浩(リ・ヨンホ)外相が出席する見通しだ。

 李外相は5月に前任の李洙ヨン(リ・スヨン)朝鮮労働党副委員長(国際担当)からバトンを受け、これが多国間外交の舞台のデビュー戦となる。ARFは北朝鮮が参加する唯一の地域協議体で、北朝鮮は閣僚会議に毎年外相を派遣してきた。今年も李外相が出席すると見込まれる。

 北朝鮮は先ごろの中距離弾道ミサイル「ムスダン」(北朝鮮名:「火星10」)発射実験の成功を機に、一層露骨に核保有国を主張。対韓国窓口機関の祖国平和統一委員会は最近、「対話にも対決にも準備ができている」を自信を見せた。また、北朝鮮はこの1か月ほどの間に李洙ヨン党副委員長とチェ・ソンヒ外務省米州局副局長を相次ぎ中国に派遣し、国際社会の対北朝鮮協調を揺るがそうと試みた。

 ある外交筋は3日、「(北朝鮮は)先ごろ2国間や半官半民の対話を通じ国際社会に強硬な立場を発信したが、正式な多国間の舞台であるARFでもそれが続く」との見方を示した。

 ARFでは北朝鮮外交の新たな顔となる李外相を通じ攻勢を強めるとみられる。特に同外相は対米外交や北朝鮮核交渉に深くかかわり、その外交手腕は北朝鮮外交官に珍しく柔軟で洗練されていると評価される。

 これに対し韓米は、一連の会合に出席する各国を相手に、北朝鮮への圧力強化に向けさらなる協調を呼びかける見通しだ。中国、ロシアとの2国間会合やASEANとの多国間会合で北朝鮮制裁での協力を再確認し、ARF議長声明などに北朝鮮に対する強力なメッセージを盛り込むため積極的に働きかけるとみられる。

 ただ、米中間の南シナ海問題が最大の懸案となる可能性が高く、米中の駆け引きが激化すれば、北朝鮮核問題での協調が後回しになる恐れがある。また、ARF議長声明をまとめる際はASEAN議長国の意向が比較的強く働くとされるが、今年の議長国のラオスは北朝鮮と友好的な関係を結んできた国で、議長声明が強いトーンになりにくいとの懸念もある。

最終更新:7月3日(日)17時47分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。