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世界屈指の守護神対決制したノイアー「ボヌッチに2度もゴールを許すわけにはいかなかった」

ISM 7月3日(日)14時48分配信

 現地時間2日(以下現地時間)に行なわれたEURO2016準々決勝でイタリアと対戦し、PK戦の末に4強入りを決めたドイツ。世界屈指の守護神対決ともなった一戦を終え、GKマヌエル・ノイアーは「ボヌッチに2度決めさせるわけにはいかなかった」と感想を述べた。放送局『Sport1』(電子版)など、ドイツ各メディアが伝えている。

 主要大会9度目の挑戦で、ようやくイタリアを退けたドイツ。記録上は引き分けだが、難敵をかわして次ラウンド進出を叶えた。延長戦にもつれ込んだ末の3大会連続4強入りに、ヨアヒム・レーヴ監督も「相手に関係なくうれしいし、言うまでもなく素晴らしい気分だ」と、喜びを口にした。

 アシスタントコーチ時代の2006年W杯、4年前のEUROと、イタリア戦で涙を呑んできたレーヴ監督にとっては、3度目の正直での雪辱となった。「イタリアが強いのは今日に限ったことではなく、いつものこと。彼らを倒すには、いつもと違う手段でいかねばならないし、時にはインテリジェンスも必要だ」と、難敵撃退に安堵。「今日は若手のスター選手たちがPK戦で決定的な仕事をしてくれた」と語り、最後のキッカーとなったヨナス・ヘクターには「特別な状況だったので、短く祝いの言葉を伝えたよ」と話している。

 そのヘクターは「言葉にならない。何とかボールが入ってくれて、うれしいなんてもんじゃないよ」と、興奮極まりない様子。「もちろん最後はツキもあったと思うし、マヌ(ノイアー)が素晴らしいセーブをしてくれた」と、GKノイアーに賛辞を送った。

 ノイアーは「これほど長く続いたPK戦は経験したことがない。まさにドラマだった」と、両チーム合わせて18人もキッカーを務めたPK戦に驚きを隠せず。「ドイツとイタリアの決闘だから、こういうPK戦がぴったりだと思う」と両者の譲らぬ熱戦を振り返ったが、「相手はセットプレーからしかゴールを決めていない。僕たちの方が上回っていたのだから、勝者としてふさわしい」と、とプライドものぞかせた。

 78分には味方のハンドで献上したPKをレオナルド・ボヌッチに決められたノイアーだが、PK戦では5人目として登場した同選手のキックを見事にクリア。「彼に2度もゴールを許すわけにはいかなかった。運よく抑えられた」と当時の心境を語っている。

 欧州王者の称号まで、あと2試合となったドイツ。しかし、7日の準決勝ではDFマッツ・フンメルスは累積警告により出場停止となる。

 フンメルスは決勝トーナメント1回戦のスロバキア戦同様、納得のいかない警告だったという見方を示した上で「少し疲労がたまっている身体を休ませることができる。準決勝が終わったところで休暇に行くつもりはないからね」と、チームの決勝進出を願っていた。

最終更新:7月3日(日)16時48分

ISM

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