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広島・新井、猛打賞じゃ 逆転負けも20年ぶり首位ターン

デイリースポーツ 7月3日(日)7時0分配信

 「DeNA4-1広島」(2日、横浜スタジアム)

 広島の新井貴浩内野手(39)が3安打1打点と気を吐いた。二回に先制の6号ソロを放つと、その後も力強い打球を連発。チームはDeNA投手陣の前に7安打を放ちながら1点しか奪えず黒星を喫した。それでも20年ぶりとなる前半戦の首位ターンが決定。ベテランの奮闘は次戦への希望となる。

 気温30度超の横浜で、新井が縦横無尽にグラウンドを駆け回った。人工芝独特の照り返しの熱さも、刺すような日差しもお構いなし。6号ソロを含めて3安打猛打賞に、守備では堅守で存在感を示してみせた。

 「打撃でも守備でも、球際を攻めていく。いつもそういう気持ちでやっている」

 0-0の二回無死。広島工の後輩・石田の外角スライダーをはじき返した。スコアボードの日章旗が左翼方向から右翼方向へたなびく中、風にも乗って右中間席に飛び込んだ。「右中間へ力強い打球を打つということは、打撃練習から琢朗さん(石井打撃コーチ)に言われている」。外角球は右翼方向へ-。コースに逆らわない打撃で先制点をもたらした。

 四回は中前にはじき返し、六回には右翼フェンス直撃の二塁打を放った。「全然、頭にはなかった」。三塁打が出ればサイクル安打達成だった八回は遊ゴロに倒れたが、一塁へ全力疾走し勝利への執念をみせた。

 守備では五回無死一塁で戸柱の鋭い打球に飛びつき好捕。要所で積極的にドラフト1位・岡田(大商大)に声をかけ右腕をもり立て続けた。

 広島から移動した前日1日は、疲労が考慮され休養日だった。その中でスタメン出場した松山や安部らのハツラツとしたプレーが印象に残った。得点が入る度に笑顔で出迎える。若鯉が切磋琢磨(せっさたくま)しながら成長していく姿が頼もしく映るとともに、自身の体を突き動かす原動力になっている。

 「石田は低めを丁寧に投げていた」。攻撃陣は左腕の前に要所で抑えられた。それでも、この敗戦を引きずることはしない。チームも20年ぶりの、球宴前首位ターンが確定。新井は「また、あした。しっかりと準備をして試合に臨みたい」と前を見据えた。3日は、7月最後のデーゲーム。連日、敵地を真っ赤に染める鯉党に、熱さを吹き飛ばす歓喜を届けてみせる。

最終更新:7月3日(日)7時55分

デイリースポーツ

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