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学校除染土の搬出開始 いわきから大熊町有地へ

福島民報 7月3日(日)9時29分配信

 環境省は2日、福島県内の学校施設に保管されている除染土壌を大熊町の中間貯蔵施設建設予定地にある町有地に搬出する作業を開始した。
 この日は、いわき市の赤井中から除染土壌の入った大型収納袋28袋を運び出した。
 赤井中では作業員がクレーン車を使って大型収納袋を5台の10トントラックに積んだ。トラックは除染土壌を約60キロ離れた大熊町夫沢の「公園ふれあいパークおおくま」の駐車場に運んだ。
 環境省は当面、約0.8ヘクタールの駐車場を保管場とし、約1万立方メートルの除染土壌を仮置きする予定。
 県内の小中学校や高校、幼稚園、保育所などには約30万立方メートルの除染土壌が保管、埋設されている。環境省は今後、市町村や学校と除染土壌の搬出日を調整し、順次、運び出す。学校が休みの土曜日や休日、夏休みなどを利用する。
 9日は須賀川市の認定こども園「オリーブの木」から搬出する予定。
 赤井中の搬出作業は井上信治環境副大臣と清水敏男いわき市長が視察した。井上副大臣は「搬出先の大熊町の皆さんに感謝する。子どもたちの安全・安心を考え、学校施設の除染土壌はなるべく早く搬出させたい」と語った。

福島民報社

最終更新:7月3日(日)11時10分

福島民報