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矢祭町が子育て世帯定住支援 住宅新築、中古取得に助成金

福島民報 7月3日(日)9時30分配信

 福島県矢祭町は今年度、子育て世帯の定住支援事業を始めた。住宅の新築や中古住宅を取得する世帯に建物の延べ床面積に応じて助成する。上限は50坪。年度内に空き家バンクシステムをつくり、入居者の希望に沿った住宅の提供につなげる。
 町は15歳以下の子どもがいるか、配偶者が妊娠している町内の世帯を対象とし、町外からの移住者にも事業を適用する。新築した場合、1坪につき町内の世帯は2万円、町外から移る世帯は4万円を交付する。さらに、町内の業者が施工すると、20万円を上乗せする。中古住宅取得の場合は町内の世帯が1坪につき5千円、町外から移る世帯は1万円。町は今年度に5件ほどの申請を見込み、当初予算に374万円を計上した。現時点で交付が決定したケースはないが、需要があれば来年度以降の継続を視野に入れる。交付決定日から5年以内に住宅の貸し出し、譲渡をした場合には取り消しになる可能性がある。
 町内には200軒ほどの空き家があり、町は今後も空き家の増加が進むとみている。空き家バンクシステムは町が民間企業に構築を委託する。空き家の状態などをまとめたデータを運用し、所有者と入居希望者の意向を踏まえて空き家の活用につなげる。

福島民報社

最終更新:7月3日(日)11時12分

福島民報