ここから本文です

最下位オリに救世主 育成から再昇格の園部が鮮烈デビュー

東スポWeb 7月3日(日)19時13分配信

 育成上がりのオリックス・園部聡内野手(20)が鮮烈デビューを飾った。1日に育成から支配下登録されたばかりの高卒3年目野手は、一軍初昇格となった3日のロッテ戦(QVC)で「6番・DH」で先発出場。いきなり3打数2安打1打点の活躍で、4―3の勝利に貢献した。

 ヒーローインタビューに呼ばれた園部は「初出場なので積極的にいこうと思っていました。いいスタートになったので、このままいきたいです」と笑みを浮かべた。

 ここまで順風満帆というわけではなかった。2013年のドラフト4位で指名され入団するも、ルーキーイヤーの14年8月に右ヒジ手術を行い、同年11月に育成契約に。同期入団の楽天・松井裕、西武・森が一軍で活躍しているのを見て「悔しい気持ちだった」と振り返る。

 入団直後、周囲はハラハラしながら見ていたという。当時の二軍打撃コーチの北川一軍打撃コーチは「パワーはあったけど、今日の活躍はびっくりした。最初は木のバットに対応できるのかなと思っていた」と話す。

 マイペースな性格も心配された。北川コーチは「僕とか他のコーチにしょっちゅう『何やったらいいですか?』と聞いていた。ボールを出してくるように言うと『ボールってどこにあるんですか?』って。この子、大丈夫かなと思っていた」。

 それでもここまで2年間、二軍でもまれたことで成長したという。同コーチは「今日は助かった」と目を細める。同点の7回二死一、二塁から飛び出した園部の初適時打が決勝点となり、福良監督は「園部サマサマですよ。よく打ってくれた」と絶賛。3年目の若武者の今後に期待が持てそうだ。

最終更新:7月3日(日)19時37分

東スポWeb

スポーツナビ 野球情報