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[速報EURO47]ドイツが難敵イタリアを退け4強へ 7人が失敗の珍しいPK戦を制す

theWORLD(ザ・ワールド) 7月3日(日)6時52分配信

ラウンド8 ドイツ 1-1(PK:6-5) イタリア
2016年7月2日/ボルドー/現地時間21時キックオフ

全世界が注目するEURO準々決勝はドイツ対イタリア。事実上の決勝戦ともいわれたこの試合は両チーム3バックを並べてスタートした。

イタリアはドイツの3バックに少し面食らった形で、開始数分全くボールに触れられない。そのため、ドイツがボールを支配し、イタリアが前から追い回すという展開が続く。しかし前半15分でドイツにアクシデント。ケディラが股関節を痛め、交代を要求。シュヴァインシュタイガーに早い時間で出番がやってくる。

徐々にイタリアもボールを持てるようになるものの、依然としてペースはドイツ。ドイツは素早い切り替えで相手の攻撃の芽を摘み続け、試合を優位に進める。ジャッケリーニの豊富な運動量でイタリアは決定機を得るが、最後のシュートは枠をとらえられず。結局前半はどちらも決定的なシーンを迎えないまま、スコアレスで終了。

ハーフタイムに若干の修正を加えてきたイタリアが後半攻勢をかける。それでもドイツは高い集中力を維持し、チャンスを与えない。そしてついに65分、均衡が崩れる。左サイドの深いところでドイツFWゴメスが起点になると上がってきたヘクターにスルーパス。これを折り返すと最後はエジルが押し込み、ドイツが先制に成功する。

この先制点でドイツは動きがさらに良くなり、ボール支配を高めていく。ゴメスに絶好機が訪れるものの、ブッフォンのビッグセーブにより追加点はならず。しかしこの流れを寸断するように意外な形でスコアが動く。

78分、イタリアのコーナーキックからドイツDFボアテングを痛恨のハンドを犯し、PKを献上。これをボヌッチが落ち着いて決め、同点に追いつく。その後、慌ててドイツは前に出るもののゴールは生まれず、延長戦に突入する。

延長前半は動きがなく、後半に入り試合はオープンになる。しかし疲れからラストパスの精度を欠き、ゴールは生まれない。120分の激闘でも決着はつかず、PK戦に。

両者半分近くの選手が外す珍しいPK戦となったが、9人目のダルミアンのキックをノイアーがストップ。そして最後はヘクターが決めて、ドイツが準決勝へと駒を進めた。

事実上の決勝戦と呼ばれるにふさわしい一戦はPK戦の末にドイツが制した。120分間は非常に高いレベルでの戦術的な戦いが繰り広げられており、今大会屈指の名勝負であったことは間違いない。ドイツはこの勢いで優勝を目指し、準決勝はフランスとアイスランドの試合の勝者と対戦する。

[ドイツ代表]
監督 ヨアヒム・レーヴ

GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン)
DF
マッツ・フンメルス(ドルトムント)
ジェローム・ボアテング(バイエルン)
ベネディクト・ヘベデス(シャルケ)
MF
サミ・ケディラ(ユヴェントス/イタリア)
トニ・クロース(レアル・マドリード/スペイン)
トーマス・ミュラー(バイエルン)
メスト・エジル(アーセナル/イングランド)
ヨナス・ヘクター(ケルン)
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
FW
マリオ・ゴメス(ベシクタシュ/トルコ)

交代出場
16分 バスティアン・シュヴァインシュタイガー(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
 (OUT サミ・ケディラ)
72分 ユリアン・ドラクスラー(ヴォルフスブルク)
 (OUT マリオ・ゴメス)

[イタリア代表]
監督 アントニオ・コンテ

GK
ジャンルイジ・ブッフォン(ユヴェントス)
DF
アンドレア・バルザーリ(ユヴェントス)
レオナルド・ボヌッチ(ユヴェントス)
ジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス)
MF
ステファノ・ストゥラーロ(ユヴェントス)
アレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)
マッティア・デ・シリオ(ACミラン)
マルコ・パローロ(ラツィオ)
エマヌエレ・ジャッケリーニ(ボローニャ)
FW
グラツィアーノ・ペッレ(サウサンプトン/イングランド)
エデル(インテル)

交代出場
86分 マッテオ・ダルミアン(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
(OUT アレッサンドロ・フロレンツィ)
106分 ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
 (OUT エデル)
120分 シモーネ・ザザ(ユヴェントス)
 (OUT ジョルジュ・キエッリーニ)

※所属チームは、2015/16シーズンです。
[得点]
ドイツ:エジル(65)
イタリア:ボヌッチ(78)
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最終更新:7月3日(日)13時15分

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