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ジョコビッチ3回戦敗退、2度の不利な判定も素直「力負け」<男子テニス>

tennis365.net 7月3日(日)9時46分配信

ウィンブルドン

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会6日目の2日、男子シングルス3回戦が行われ、年間グランドスラムを目指していた第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第28シードのS・クエリー(アメリカ)に6-7 (6-8), 1-6, 6-3, 6-7 (5-7)で敗れる波乱に見舞われた。

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ジョコビッチがグランドスラムで3回戦のような早いラウンドで敗退したのは2009年までさかのぼる。その年の全仏オープンでも3回戦で敗れていた。ウィンブルドンでも、2010年以降は準決勝以上の成績をあげていた。

しかし、1日に開始されたジョコビッチの3回戦は、そんな勢いに陰りが見えるものだった。それは世界ランク41位のクエリーに第1・第2セットを奪われてしまったからだ。

そこで雨のためにこの日へと順延が決まってから記者達に体調は100パーセントかと問われたジョコビッチは「そうではないが、今そのことを話す場所でも時間でもない。」と明言を避けていた。

この日再開された試合では、ジョコビッチはいつものような素晴らしいプレーを最初は見せていた。

クエリーは「彼(ジョコビッチ)はいつものようなベストのプレーをし始めていた。精神的なタフさを見せており、反撃に出ようとしていた。」とその時のことを振り返っていた。

第3セットを奪い返し、第4セットでもブレークに成功しゲームカウント5ー4とリードしていた。次のゲームでサービング・フォー・セットを迎え、それをキープするとセットカウント2ー2へと持ち込むかに思われたが、そこでブレークバックをクエリーに許してしまった。

そのゲームでは、ジョコビッチに不利なラインコールが2度あった。そしてそのいずれも間違っていたが、その時ジョコビッチにはチャレンジの権利が残されておらず、そのコールに従うしかなかった。

それまでクエリーは、そのセットで6度ブレークポイントを握っていたが、1度も成功させられてはいなかった。しかし、握った7度目のブレークポイントでジョコビッチは痛恨のボレーミスを犯してしまい、ゲームカウント5ー5とクエリーを生き返らせてしまった。

次のゲームをクエリーがキープしたところでこの日3度目となる雨による中断を余儀なくされた。

その後再開されると、ジョコビッチも自身のサービスゲームをキープし、試合はタイブレークへ。タイブレークでも3ー1とジョコビッチにリードを許したクエリーだったが、諦めることなく反撃に転じると、最後はジョコビッチのフォアハンドがアウトとなり試合に終止符が打たれた。

「彼(クエリー)に力負けしてしまった。」とジョコビッチは素直に敗戦を認めていた。

このジョコビッチのグランドスラムでの敗戦は、2015年の全仏オープン決勝戦でS・ワウリンカ(スイス)に敗れて以来のものとなった。それ以降、ジョコビッチは7月にウィンブルドン、9月に全米オープン、今年の1月の全豪オープン、そして先月の全仏オープンと連続優勝を飾っていた。

(STATS - AP)

tennis365.net

最終更新:7月3日(日)9時53分

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