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セレナとトロイツキに1万ドルの罰金 [ウィンブルドン]

THE TENNIS DAILY 7/3(日) 18:00配信

 イギリス・ロンドンで開催されている「ウィンブルドン」(6月27日~7月10日)で7月2日、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とビクトル・トロイツキ(セルビア)にそれぞれ1万ドル相当の罰金が科せられる旨が発表された。

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 過去に選手が受け取る賞金から差し引かれた最大の罰金額は、スポーツマンらしからぬ行為を咎められたヘザー・ワトソン(イギリス)の1万2000ドルがある。

 第1シードのセレナの罰金は、彼女がクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)を下した2回戦でラケットを叩き折った行為のためだ。セレナは第1セットを落としたあと、ベンチに座ってからラケットを芝の地面に繰り返し叩きつけ、それから残骸を背後に放り出した。そのラケットが試合の様子を撮影していたTVカメラマンの膝の上に落ちたのだ。

 試合後のセレナは罰金が科せられるだろうことはわかっていたと言い、今季のラケット折りのノルマをこなしていないから、とジョークを言っていた。

「キャリアを通して何本かのラケットを壊してきた。ラケットを折った角で何度か罰金も受けてきた。実際、私は全仏やローマではまだ折っていないから、あそこではいいプレーをしていたってことね、という感じに見ているの」とセレナ。

 第25シードのトロイツキは、フルセットの接戦となった2回戦の5セット目の終わりに主審のダミアノ・トレッラ氏に向けた暴言ゆえに罰されることになった。

「世界最悪の審判だ。いったい何をやってるんだ?ボールが見えているのか?」とトロイツキは喚きたて、トレッラ審判に向かって「あなたは本当にひどい!」と言っていた。

 この怒りの爆発は、トロイツキの対戦相手であるアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)が第5セット5-3からサービスに入った際のラインコールで触発された。30-30からのラモス ビノラスのサービスは最初、線審によってフォールトとコールされた。その後、誰が判定を変えたかは明確ではなかったが、トレッラ審判がこれをラモス ビノラスのサービスエースと見なしてスコアを40-30とコールし、トロイツキはマッチポイントへと追い込まれたのである。

 試合後、数人の記者たちと話した際にトロイツキは、「あの審判は何についての知識も経験もない。ただあそこに座ってスコアを読み上げているだけで、ボールを見ようともしていない」と毒づいていた。

 主審はスポーツマンらしからぬ行為を理由にトロイツキに警告を与え、試合は再開。ラモス ビノラスがサービスを打ち、トロイツキのリターンがアウトして試合に終止符が打たれたが、トロイツキは選手間の握手を終えるやトレッラ審判に近づき、「自分が何をしたかわかっているのか?」とふたたび非難の言葉を投げ始めた。

 トロイツキはまた、公式に不満を表明するため、プレーしていた17番コートから審判オフィスへ直行。試合後の記者会見では、「彼(トレッラ主審)のほうこそ罰金を払うべきだ。あのミスジャッジのせいで負けたとまでは言わないが、試合を変え得る重要なポイントを失ったんだ」と発言していた。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

最終更新:7/3(日) 18:00

THE TENNIS DAILY

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