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ヤーコン、夏も味わって 翠星高生がジェラートを考案

北國新聞社 7/3(日) 2:57配信

 翠星高の生徒による模擬株式会社「SUISEI-FACTORY(スイセイ・ファクトリー)」が、野々市市の特産野菜ヤーコンを使ったジェラートを考案した。白山市の製造販売業者の協力を受けて商品化にこぎ着けたジェラートは2日、同市内で初めて販売され、生徒は女性や子どもら幅広い層にヤーコンの魅力を伝え、消費拡大の手応えをつかんだ。

 ヤーコンは、みずみずしく甘い南米原産の野菜で、肌の調子を整えたり、血圧上昇を抑えたりする効果があるとされる。しかし、保存が利かず、秋の収穫期から翌年3月までしか販売できないことが課題だった。同ファクトリーは、年間を通して食べられるようにするため、ヤーコンの加工品開発に取り組んできた。

 ジェラート考案には、白山市でジェラートを製造販売する「牛乳村夢番地」が協力し、同ファクトリーが開発したヤーコンのコンポートを練り込んだ。

 ジェラートは同市向島町の同社直売所で売り出され、2年の上田梨々花さんと織田菜々子さんがコーンやカップに盛りつけた。ヤーコンに興味を示した客には、ヤーコンの成分を伝えて試食してもらうなどして売り込み、1日で3リットル分の1ケースがほぼ完売した。客の好評を得たことから、牛乳村夢番地ではヤーコンジェラートを新メニューに加え、販売を続ける。

 8月28日には野々市市富奥防災コミュニティセンターで、地域住民や金沢工大、県立大の学生らとともに開くイベントでも移動販売に取り組む。上田さんは「後味がさっぱりしていて暑い夏にぴったりだと思う。女性を中心に多くの人に食べてほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/3(日) 2:57

北國新聞社