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マンU一筋29年「あらゆる瞬間が好きだった」…ギグス氏、退団で監督業追求へ

SOCCER KING 7月3日(日)7時37分配信

 元ウェールズ代表のライアン・ギグス氏は2日、監督としてのキャリアを追い求めるべく、14歳から所属しているマンチェスター・Uに別れを告げることを決意した。クラブ公式サイトが伝えた。

 現在42歳のギグス氏は現役時代にクラブ歴代最多の通算963試合に出場し、168得点を記録。プレミアリーグ13回、FAカップ4回、リーグカップ2回、チャンピオンズリーグ2回の優勝を経験した。また、2013-14シーズン終盤には選手兼任の暫定監督としてチームを指揮。同シーズン終了後の5月に現役を引退し、翌シーズンからはアシスタントコーチを務めていた。

 ギグス氏は同サイトを通じて、「29年間、選手として、そしてアシスタントコーチとして、マンチェスター・ユナイテッドで過ごしきて思うのは、『勝つこと』は、このクラブのDNAに刻まれているということだ。若手にもチャンスを与え、攻撃的でエキサイティングなフットボールをプレーする。その彼らに勝利を期待するのは当然のことで、ユナイテッドもそれを期待し、そしてふさわしいものを手に入れてきた」と マンチェスター・U一筋のキャリアを振り返った。

「だからこそ、14歳から自分の生活の一部だったこのクラブから去るというのは、自分にとってとてつもなく大きな決断だった。気楽に決めたことではない。特別な思い出と、今後も役立ってくれるであろう一生ものの経験とともに、ここを去りたい」と語ると、「今後、監督業の道を進んでいきたいと考えている。プランがすでにあるわけではないが、今がその時だと感じた」と退団理由を明かした。

 クラブで過ごした29年もの間に「2人の偉大な指導者のもとで学ぶというとてつもなく幸運な機会を得た」というギグス氏は、「サー・アレックス・ファーガソンとは、これまで人生の多くの時間をともにし、そして学ばせてもらった。彼はフットボール史における最高の指導者であると私は確信している。そして最近ではルイ・ファン・ハール。彼の履歴書がすべてを物語っている。彼らから学んだことの数々は、かけがえのない財産だ」と恩師2人に感謝。

 続けて、「ここ数年ともに仕事してきた、クラブのバックルームのスタッフたちやサポートチームにも重ねてお礼を言いたい。ピッチ上での成績は、裏方の仕事を反映したものだ。チームが成功するために最高の環境を整えようと尽力してきた彼らの献身や犠牲がなければ、自分がここで得た成功はありえなかった」とスタッフの貢献にも賛辞を送った。

 さらに、「世界で最もビッグなクラブの監督に迎えられたジョゼ・モウリーニョにも祝辞を送りたい。トップレベルで真の勝者であることを証明してきた人物は一握りしかいない。そしてジョゼはその内の一人だ。ファンも彼を歓迎するだろう」と新たにチームを率いる指揮官への称賛も忘れない。

 そして、「最後にファンのみんなへお礼を言いたい。君たちが見守る中、このオールドトラッフォードに歩み出る瞬間を、この先どれだけ恋しいと思うか、いまはまだ想像がつかない。29年間も過ごしたあとでお別れを告げるのは、とても難しい。選手として、そしてアシスタントコーチとしても、ここで過ごしたあらゆる瞬間が好きだった。君たちが私に示してくれたサポートは、驚異的なものだった。改めて、ありがとう」とサポーターに感謝の意を示すと、「新たな章、新たな挑戦を始める時が来た。今は未来について興奮している。誰よりもすばらしい修行をここで積むことができたからね」と前を向いた。

SOCCER KING

最終更新:7月3日(日)7時37分

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