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ウイスキーが「手の中」で最後の熟成! 専用酒器〈ミズナラ枡〉が誕生/岐阜

Webマガジン コロカル 7/3(日) 21:12配信

コロカルニュースvol.1756

樽による熟成で、木の香りやエキスを取り込むウイスキー。そのため、樽材によってその味と香りは大きく異なってくるもの。

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そんな特徴を活かし、ウイスキー樽に使われる日本の木材〈ミズナラ〉を材料にした、ウイスキー専用酒器〈ミズナラ枡〉と〈ミズナラ棒〉が登場! お酒の情報を発信するメディア〈バッカスの選択〉を運営する、東京の〈アイノバ株式会社〉によるプロジェクトです。

通称ジャパニーズ・オークこと〈ミズナラ〉は、日本の蒸溜所が世界で初めて導入した樽材。

ミズナラの樽では、ウイスキーのいわゆる“ツン”とした部分が緩和され、バニラやフルーツ的な甘い香り、穀物感のしっかり出た深いコク、ノドと鼻の中間あたりにフワッと漂い続ける余韻などを強く感じることができるのだとか。

そんなミズナラの熟成効果を「手の中」で再現できないか? ということで開発されたのがウイスキー専用酒器の〈ミズナラ枡〉。注いでから口に運ぶまでのひとときで、ウイスキーに最後の熟成をもたらすのだそう。

しかし広葉樹のミズナラは、針葉樹のスギやヒノキに比べると、繊維の方向も不規則で扱いづらい素材。そんな難しい素材で見事、枡を作りあげたのは、日本の伝統木材であるヒノキの産地として名高い、岐阜県・白川町の〈株式会社トーホー〉さんでした。トーホーは、創業大正12年、社寺建材から枡までの木材製材・加工を手掛ける職人集団です。

ミズナラはヒノキの倍の硬さがあり、特に難しいのは木組み。ひとつひとつ、職人が高度な技術で製造することで実現したんです。

どんなウイスキーも合うというこのミズナラ枡。サイズは通常の酒枡より小さい90ml。一般販売予定価格は3,800円(税抜)となっています。ただいまクラウドファウンディングにて支援を募集中。開始30時間で早くも目標金額の100%を達成したのだそうで、今後が注目されるプロジェクトです。


writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

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最終更新:7/3(日) 21:12

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