ここから本文です

渡辺美優紀こと“わるきー” 卒業コンサートレポート

リアルライブ 7月4日(月)12時8分配信

 NMB48はアイドル不毛の地と言われていた大阪から2010年10月9日に誕生した。その1期生として加入した渡辺美優紀は、常にグループの中心であり、NMB48には無くてはならない絶対的な存在だった。そんな渡辺が、4月13日に、NMB48劇場で行われたチームBIIの『逆上がり』公演において、NMB48からの卒業を発表した。山本彩と2トップとしてチームを引っ張っていた渡辺が、NMB48を卒業するなんて誰もが信じられなかった。卒業する日はまだ正式に決まっていないが、卒業コンサートが7月3・4日に行われることは発表された。誰もがこの日は来て欲しくない気持ちでイッパイだったと思うが、無情にもその当日がやってきてしまった。

 そのオープニング曲となったのは、渡辺がセンターを務めたデビューシングル『絶滅黒髪少女』である。この曲はNMB48の1期生のデビュー曲でもあり、ステージには1期生11人が登場した。しかも11人全員が当時と同じ黒髪に戻して、当時を再現するような気持ちにさせてくれた。続いて2期生が『らしくない』、3期生が『アーモンドクロワッサン計画』、4期生が『Virgin love』、移籍組(藤江れいな・市川美織)が『君のことが好きだから』、ドラフト生が『HA!』、ポスト山田菜々の植村梓が『なんでやねん、アイドル』を披露した。しかも全曲とも渡辺がセンターとなり、ノンストップで一気に歌い上げた。

 中盤のユニット曲では、渡辺の代名詞でもある『わるきー』からスタートし、『ジッパー』・『ハートの独占権』など渡辺の代表曲が続いた。ユニット曲の最後には、かつて山本彩とAKB48とNMB48を兼任していた横山由依と卒業生の山田菜々の3人が歌った『太宰治を読んだか?』を披露するのだが、イントロが流れてステージにメンバーが登場すると、そこには何と渡辺と山本と山田の姿が。3人を目の当たりにしたファンから一気にどよめきが起き、ファンにとって最高のサプライズとなった。これまでこの曲は、コンサートなどで山本を中心にメンバーを変えながら歌い継がれた曲なのだが、渡辺が歌うのは実は初めてである。ここでNMB48の創設時の3トップと言われていた3人が集結して、3人の友情が垣間見れた瞬間でもある。

 みるきーワールドが展開されたコンサートだが、終わりの時間も刻々と近づいてきて、遂にラストの曲となってしまった。最後は、チームNの2nd劇場公演『青春ガールズ』のアンコールの最初に歌われていた『約束よ』である。渡辺がかつてチームN(現在所属はチームBII)に所属していた時の楽曲であり、この曲の深みは歌っているメンバーはもちろんのこと、ファンにとっても大切な曲と言える。最高のエンディング曲でコンサートの幕は閉じるのだが、暗転と同時に、アンコールとして「みるきー」コールが会場に響き渡った。その「みるきー」コールに応える形で、いきなりステージ中央に設置されたスクリーンに、渡辺がセンターを務める、渡辺にとってのラストシングルとなるNMB48 15thシングル『僕はいない』(8月3日発売)のMVが披露された。最後と思うと感慨深さもあるが、その新曲をアンコールで、フルバージョンで初披露してくれた。さらにアンコールは『甘噛み姫』・『青春のラップタイム』と続き、ここで無常にもコンサートの幕は閉じてしまった。最後に渡辺は「今日でもしかして最後という方もたくさんいるかもしれませんが、本当に私はすごく思い出に残りました。皆さんのことが大好きです。ありがとうございました」と挨拶した。

 本日4日にも同会場にて2日目のコンサートが行われる。まだ日程は決まっていないが、近日中に劇場での卒業公演も行われる予定なので、その公演が渡辺にとって本当の最後なので、卒業公演までどれだけの期間があるかわからないが、しっかりと最後まで見届けたいと思う。

(C)NMB48

取材/ブレーメン大島

●1日目セットリスト
01. 絶滅黒髪少女
02. らしくない
03. アーモンドクロワッサン計画
04. Virgin love
05. 君のことが好きだから
06. HA!
07. なんでやねん、アイドル
08. 届かなそうで届くもの
09. 君にヤラレタ
10. ロマンティックスノー
11. フェリー
12. わるきー
13. おNEW
14. ジッパー
15. 心の端のソファー
16. ハートの独占権
17. ピーク
18. なめくじハート
19. 初めての星
20. 太宰治を読んだか?
21. ナギイチ
22. 僕らのユリイカ
23. ドリアン少年
24. イビサガール
25. 約束よ

EN1. 僕はいない
EN2. 甘噛み姫
EN3. 青春のラップタイム

最終更新:7月4日(月)16時27分

リアルライブ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。