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五輪強化トップの倉本「プロ」としての松山決断に理解

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 7月4日(月)16時22分配信

日本プロゴルフ協会(PGA)の倉本昌弘会長は4日、取材に応じ、松山英樹のリオデジャネイロ五輪辞退について、「オリンピックといいながらも、プロである以上、自分の体調管理をすることが当たり前。そこに不安がある状態で無理強いすることはできない」などと話した。国内シニアツアー「ファンケルクラシック2016」(8月19~21日、静岡・裾野CC)の記者発表後に語った。

【画像】日本への思いをキャップとキャディバッグに入れた松山英樹

日本ゴルフ協会(JGA)のオリンピックゴルフ競技対策本部で強化委員長も務める倉本会長は同日、JGAを通じて文書で“松山選手の出場辞退は残念であるが、彼の決断を尊重したい”旨のコメントを発表。その上で、「先週、日本のテレビクルーが全部ものを取られたという話も聞いたし、選手が不安になるのは致し方ないと思う」などと、自身が把握している現地情勢も踏まえ、改めて松山の決断に理解を示した。

倉本会長は「今の規定の中ではベストな仕組みだと思うが、プロを組み込むには矛盾を抱えた中でやっている。私の中では、たとえば女子ならイ・ボミが出られなくて、世界ランク400何位の選手が普通に出られたりするのは、プロの試合としては一番の矛盾」と言葉を選びながら、持論も明かした。

また、ファンケル-の記者発表に同席したベテランの中嶋常幸は、松山の五輪辞退について「それもあるなと思った。えっなんで?とは思わなかった」と率直な感想を述べた。「日程的に厳しいし、治安の問題などマイナス要素が多すぎる」と課題を列挙し、2020年東京五輪での改善に期待を寄せた。(東京都港区/今岡涼太)

最終更新:7月4日(月)16時22分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)